40→70 ギターでデビューする!

ヤマザキです。40歳でギターを始め、8年目に入ってしまいました(2021年現在)。無謀にも70歳までにデビューするという目標を立てているのだが、はたして……? 普段はライター業をしています。

ジャズ

ヤマハのパシフィカを弾くビレリ・ラグレーン

先日観ていた動画で、シルヴァン・リュックと共演していたビレリ・ラグレーンの動画をいろいろ観ています。 guitar-itsuka.hatenablog.com シルヴァン・リュックとは2009年にもデュオのアルバムを出しているそうな。 youtu.be そのアルバム『Summertime』か…

音楽の進行を解く鍵は、ターンアラウンドにあり?

最近、いろいろとコード進行とかハーモニーとか、そういう関連の記事を見ては練習してみて、ようやく音楽のしくみというのか流れというのか進行というのか、、そういうのを考える楽しみが分かってきたような気がします。 ※ 実際は家で一人でやってるだけなの…

「青春の忘れ物」、再び……。 シルヴァン・リュックの黒くはないけど熱いジャズ・ギター

昨日、トム・イバラのウェブサイトを見ていたら、シルヴァン・リュックの名前が出てきて、懐かしくなってしまいました。 guitar-itsuka.hatenablog.com もう20年くらい前になるだろうか、この、ギター・トリオ作品を確かディスクユニオンで買って、かなり愛…

フランスの若きジャズ・ギタリスト トム・イバラを知る

アイバニーズの YouTube チャンネルで、トム・イバラというフランスのギタリストを知りました。 youtu.be ちょっとパット・メセニーみたいな香りも感じます。ロックとかも好きなんでしょう。 彼がこの動画で使っているのは、Artcore Expressionist シリーズ…

曲の「骨格」を考えること シンプルな構成の曲から探るハーモニーの可能性

Premire Guitar に〝Lonesome Chords: A Simple Song Opens Harmonic Doors〟というページがありました。 www.premierguitar.com 「シンプルな構成の曲から探るハーモニーの可能性」みたいな感じでしょうか。 ハンク・ウィリアムスの代表曲〝I’m So Lonsome …

奥底に流れる確としたブルース チャールズ・ロイド & ザ・マーヴェルズ + ルシンダ・ウィリアムスの『Vanished Gardens』を聴く

改めて、チャールズ・ロイド & ザ・マーヴェルズ + ルシンダ・ウィリアムスの『Vanished Gardens』を聴きました。 VANISHED GARDENS アーティスト: CHARLES & THE LLOYD 出版社/メーカー: BLUEN 発売日: 2018/06/29 メディア: CD この商品を含むブログを見…

洗練されたお洒落な不良(?) T-ボーン・ウォーカー

MusicRadarに「Tボーン・ウォーカー・スタイルの5つのギター・リック」みたいな記事がUPされていました。 www.musicradar.com 「モダン・ブルース・ギターの父」とも呼ばれるT-ボーン。僕は学生の頃に観た『ブルードレスの女』で知りました。 青いドレスの女…

ルシンダ・ウィリアムスの歌の凄みにゾクっとする チャールズ・ロイド&ザ・マーヴェルスの新譜は要チェック!

ビル・フリゼールも参加するチャールズ・ロイドのバンド、ザ・マーヴェルスの新作『Vanished Gardens』に、ヴォーカルとしてルシンダ・ウィリアムスが参加しているようです。 ウィリアムスとフリゼールは、近年のウィリアムスのアルバムをはじめ共演を重ねて…

メタルなギターでジャズ!? N Stuff Musicの動画〝Will it Jazz〟が面白い

アメリカ・ピッツバーグの楽器店、N Stuff Musicがジャズ・ギタリストのガヴィン・ホーニングと始めた動画シリーズ〝Will it Jazz〟を観ました。 youtu.be メタル御用達みたいな、つまりは「これでジャズなんか絶対にやらないだろう」というギターでジャズを…

フィンガースタイルも、エレキとエフェクトで表現すると都会の虚ろな音楽に ジェイミー・スティルウェイ『City Static』を聴く

Fretboad JounalがUPした、ジェイミー・スティルウェイというギタリストの動画を観ました。 youtu.be こういう音楽、好きです。いつかやってみたい。じゃなくて、できるようになりたい…ダウンチューニングかな?? この繊細な音の選び方とか、エフェクトのか…

ジャズに使えるB.B.キングのフレーズ

Guitar Worldのサイトで、ジャズに使えるB.B.キングのフレーズ、みたいなページがありました。 www.guitarworld.com ぶっちゃけ、メロディをなぞるだけだったらそれほど難しくないのだと思いますが、これはもう、ニュアンス勝負なんだろうなぁ。。 もうブル…

ジャズ・ピアノのヴォイシングから、自分のギターで出したことのない響きがまだまだたくさんあることを学ぶ

先日のカントリーのリックをブルースに取り入れるレッスンに続いて。 guitar-itsuka.hatenablog.com 今日はジャズ・ピアニストのコード・ヴォイシングをギターに取り入れる、というレッスンをやってみました。 www.premierguitar.com ま、やってみたというか…

当時20代のウェイン・ショーターの「ほとばしり」がすごい 四半世紀ぶりに聴いたアート・ブレイキー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズのインパルス盤

昨日の続きというか、書き忘れたことを。 guitar-itsuka.hatenablog.com 思い起こすと、僕が〝Gee Baby ~〟を初めて聴いたのは、学生時代に、おそらくこのアート・ブレイキー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズのアルバムでのこと。ということで、四半世紀ぶり…

ブルースとジャズの架け橋 〝Gee Baby, Ain't I Good To You〟

ジョン・スコフィールドの2011年のアルバム『A Monent's Peace』を聴いています。 ア・モーメンツ・ピース アーティスト: ジョン・スコフィールド 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック 発売日: 2011/05/18 メディア: CD 購入: 1人 クリッ…

音楽の瞬間は、やっと掴んだ! と思ったらスルスルと指の間を抜けて 〝Waiting in Vain〟

オズ・ノイのバンド・プロジェクト、Ozone Squeezeのアルバムから、ボブ・マーリーのカヴァー〝Waiting in Vain〟を聴きました。 youtu.be レゲエっぽさが消えて、まるでポップスのようだけど、この曲の持つ切なさみたいなものがディフォルメされているよう…

やっぱりテレキャスターって万能でカッコイイと思う ガスリー・トラップの新作『Life After Dark』を聴く 

お題「マイブーム」 ナッシュビルを拠点にするギタリスト、ガスリー・トラップの新しいアルバム『Life After Dark』を聴きました。 Life After Dark アーティスト: Guthrie Trapp 出版社/メーカー: Guthrie Trapp 発売日: 2018/03/30 メディア: MP3 ダウンロ…

春は不安定で、そして憂鬱な季節? 〝Spring Can Really Hang You Up The Most〟

今週のお題「わたしの春うた」 昨日は夏日で外を歩くと汗ばんでしまったけれど、今日は少し肌寒い。 「春」というと、どこかウキウキする季節というイメージがあるけれど、同時に妙に不安定で、なかなか落ち着かない季節でもあると思います。「今年こそは何…

「あまおう」と「ストロベリー何とか」 亡き父の想い出とともに

お題「いちご」 「ビートルズっていえば、『ストロベリーなんとか』ってのがあったよなぁ」 10年前、病床で父親がふと言いました。 がんでもう先が長くない。そんな状況で見舞いに行った際、僕がリヴァプールやロンドンに行って、ビートルズに縁のある場所を…

ゾフィア・ボローシュの『En Otra Parte』を聴いてまたひとつ、ラルフ・タウナーという青春の忘れ物

先日取り上げたゾフィア・ボローシュの、2013年のアルバム『En Otra Parte』を聴きました。 guitar-itsuka.hatenablog.com En Otra Parte アーティスト: Zsofia Boros 出版社/メーカー: Ecm Records 発売日: 2013/09/24 メディア: CD この商品を含むブログ (…

ジェントルだけどグルーヴィー ハービー・ハンコック『スピーク・ライク・ア・チャイルド』と四半世紀ぶりの邂逅

最近、BGMとしてよく聴くのが、ハービー・ハンコックの『スピーク・ライク・ア・チャイルド』というアルバム。 Speak Like a Child アーティスト: Herbie Hancock 出版社/メーカー: Blue Note Records 発売日: 2006/08/21 メディア: CD 購入: 2人 クリック: …

バーニー・ケッセルには、アイデアを音楽にするすべてがあった

先日、この記事を書いていて、このシェイプはひょっとしたらギブソンのバーニー・ケッセル・モデルあたりの影響もあるのかな、と思いました。 guitar-itsuka.hatenablog.com こんなの、ですね。 写真はこちらの記事より。 1960年代にギブソンが当時の人気ジ…

ジョビンとショパンという越境の話

マーティン・ミラーとトム・クウェイル、2人のギタリストによる新しいライブ映像がUPされていました。2人ともアイバニーズの新しいライン、AZシリーズを使っています。というか、シグネチャー・モデル。 youtu.be このシリーズ、2人の呼吸がバッチリで、音も…

ビル・フリゼールのインタビューを読んで、1人で観客の前で演奏することを考えた

Premire Guiterのサイトに、ビル・フリゼールのインタビューが掲載されていました。 www.premierguitar.com 新しいアルバム『Music Is』についての話が中心になっています。 guitar-itsuka.hatenablog.com ミュージック・イズ アーティスト: ビル・フリゼー…

T.K.スミスがジュリアン・ラージに作ったギターの存在感がすごい

先日、カルフォルニアのルシアー、T.K.スミスがインスタグラムにアップしたギターが、存在感ありまくりで、思わず二度見してしまいました。 www.instagram.com Roadstarというシリーズで、ダブルカッタウェイとピックガードがカッコいい! 一緒に写っている…

トミー・エマニュエルの新しいビデオ〝Deep River Blues〟に古のアメリカを見る

トミー・エマニュエルの最新アルバム『Accomplice One』lから、〝Deep River Blues〟のPVが公開されました。 ドク・ワトソンの作ったカントリー・ブルースをジェイソン・イズベルとデュエットしています。 youtu.be www.guitarworld.com 撮影はテネシー州ノ…

アーリー・ジャズ期のギタリスト、スヌーザー・クインの音楽は今聴いても新しい

1931年頃に撮影されたとされる、ルイ・アームストロングがギタリストのスヌーザー・クインと一緒に写っている写真が、発見されたとのこと。 インスタグラムで見つけました。 www.instagram.comお互いの楽器を、交換しています。2人の表情が、彼らの親密な関…

ネルス・クラインの新しいジャズ・バンド ジュリアン・ラージとのツイン・ギターがカッコいい!

ウィルコのメンバーでもあるギタリストのネルス・クラインが、新しいジャズ・バンドを結成し、4月に新しいアルバムを発表するようです。 Currents Constellations アーティスト: The Nels Cline 4 出版社/メーカー: Blue Note Records 発売日: 2018/04/13 メ…

朴葵姫のニュー・アルバム『ハルモニア』がジェイムス・テイラーにつながっていたなんて!(かなり強引)

先日、ギタリスト朴葵姫さんのニュー・アルバム『ハルモニア』を紹介するインタビューを執筆させていただきました。 mikiki.tokyo.jp Harmonia -ハルモニア- アーティスト: 朴葵姫 出版社/メーカー: 日本コロムビア 発売日: 2018/02/21 メディア: CD この商…

家で10時間練習するよりも、人と1時間演奏するほうが上手くなる?

昨日は、今年に入って初めてのレッスンでした。 レッスンはマンツーマンで、2人で向き合って演奏しながら、問題点、課題点を洗い出して、次までの練習のテーマにしています。 少なくとも、自分はそう捉えています。 曲は、自分が選びます。僕の場合は、年に2…

バルトロメイ・ビットマンを観て楽器の使い方を学ぶ

今日は、ウィーンからやってきた2人組、バルトロメイ・ビットマンのライブを観に行ってきました。 詳しくは、こちら。 youtu.be このビデオは一体何カット撮ったんだ、というくらいに楽しいですね。今日も演奏していましたが、曲名を紹介する際には「同じ名…