Guitar Worldのサイトで、ジャズに使えるB.B.キングのフレーズ、みたいなページがありました。
ぶっちゃけ、メロディをなぞるだけだったらそれほど難しくないのだと思いますが、これはもう、ニュアンス勝負なんだろうなぁ。。
もうブルースだジャズだなんだという以前に、どこまでもB.B.の音楽。もうそれ以上でも以下でもないので、ここから自分なりのものに膨らませていくのがいいのかな、と思ったり。
この、いろいろ上がってるレッスン動画とか見ても、何気ない一節でも指先のコントロールでとても美しい音色に。
「DからCに戻るとところが美しいですね」と言われて、「もう一回やってくれ、なんて言うなよ(笑)」と返しつつ「やってみるよ」と弾くと、もうまったく違うフレーズに。
音楽は一回音を出したら、同じ音はもう二度と戻ってこない、というのを地でいっている感じ。
また、昔、レナード・バーンスタインがルイ・アームストロングの練習を見て、「練習のたったひとつの音にも魂がこもっている」と感動した、なんてエピソードも思い出します。
本当にひとつひとつの音に心がある。
このように弾くことなんて一生できないだろうけど、でもひとつひとつの音を丁寧に出そうと努力することはできる。
そんな教え、と受け取ることにしよう。そうしよう。