先日観ていた動画で、シルヴァン・リュックと共演していたビレリ・ラグレーンの動画をいろいろ観ています。
シルヴァン・リュックとは2009年にもデュオのアルバムを出しているそうな。
そのアルバム『Summertime』から、〝Can't Take My Eyes Off You〟。君の瞳に恋してる、ってやつですね(笑)。
ジプシーの血を引き、「ジャンゴ・ラインハルトの再来」とも言われているそうですが、そのな彼のルーツが窺い知れるような演奏だと思いました。
ところで。
彼のルーツであるジャンゴの曲もパシフィカで弾いてます。ジプシー・ジャズというと、どうしてもマカフェリ・タイプのギターを想像しがちですが、こうしてエレキ、しかもソリッド・ギターで弾いているのを聴いてみると、意外と違和感は感じません。よくパシフィカはヴァーサタイル、とを聞きますが、それを証明しているような演奏ではないでしょうか。
フロントが P90 タイプだから、611 なのかな?
こんなフュージョンチックな曲にはバッチリ、という感じです。
パシフィカは国内の生産ではなく、上位モデルでも 6~7 万円で買えるモデル。ジプシーだけでなく多彩な音楽性を持つ彼にとって、値段云々ではなく、弾きやすくて、どんな曲でも一定以上の音を出してくれることを基準にして、パシフィカを選んだのかもしれません。
パシフィカ、ちょっと興味が出てきました(当分は見て楽しむだけ、ですが…)。