いつも楽しみにしている、マーティン・ミラーのセッション動画。
今回は〝Easy Lover〟に引き続き、マーク・レッティエリを迎えて〝哀しみの恋人達(Cause We've Ended as Lovers)〟をやっています。
ロックなインストという大きな軸は保ちつつ、ソウルフルにニュアンスを付けていくミラーと、よりジャズ的なレッティエリの対比が面白いです。
そしてベンニ・ジュドのベース・ソロがまたエモーショナルで、、素晴らしい。。
〝哀しみの恋人達〟といえば、ジェフ・ベックですね。
この曲が入っている1975年のアルバム『ブロウ・バイ・ブロウ』、たしか当時の邦題は「ギター殺人者の凱旋」みたいな、物騒なものが付いていたと記憶しています(笑)。
当時の日本におけるロックの社会的な立ち位置というか、認識のされ方が反映されているようで、面白いです。
で。
この曲、スティーヴィー・ワンダーの手によるものというのは知っていたのですが、当時の奥さんのシリータ・ライトのアルバムに入っているとは知りませんでした。
おぉ。。
何でしょう、こういうの、レア・グルーヴとかエア・グルーヴとか言えばいいのでしょうか。浮遊感がすごいです。アコギが効いてますね。奥さんも歌が上手い。
ちなみに、スピナーズの〝It's a Shame〟はスティーヴィーとシリータの共作だったんですね。初めて知りました。