NPR の動画シリーズにケヴ・モが登場していました。
ベースのクリスチャン・マクブライド、トランペットのジェニファー・ハーツウィックとのトリオで〝France〟を披露しています。
終始リラックスしてていいムード。ケヴ・モとマクブライドの顔でのやりとりが笑えます。名人同士の余裕のやりとりという感じですね。
ジェニファー・ハーツウィックのことはこの動画で知ったのですが、いい味出してますね。
ケヴ・モが持ってるのはギブソンによるシグネチャー・モデル〝Bluesmaster〟かな?
さて。
この曲〝France〟ですが、彼の 2004年のアルバム『Keep it Simple』に収められています。当時よく聴いたなぁ。。
90年代のデビュー当時から「ブルースの貴公子」なんていう、ブルースという音楽の性格上いいのか悪いのかよく分からない呼び方をされていたケブ・モですが、この曲はまさにそんな彼の真骨頂ともいえる曲。ジャジーに展開される中間部がえらくオシャレで、トラディショナルなブルースとの対比が憎いほどに見事です。「Internet」なんて言葉が歌詞の中に出てくるのが時代を感じさせます。
とにかく。
また1曲、青春の忘れ物と出会いました。
いつか自分のレパートリーに入れたいリストに、追加しておこう。