今日は、先日出会った方と一緒に練習をしてきました。
まぁ「一緒に練習しましょう」とは言ったものの、相手が何の曲をやっているか聞いただけで、どういうふうに弾くのかとか、キーも聞くわけではなく。つまりはかなり緩い感じで出向いたのです。
いちおう『福笑い』のコードは出かける前におさらいしました。
こういうの、自分が選んではまずやらない曲なので、かなり新鮮でした。こんな進行あるんだ~、という感じ。というか、コードが多い(笑)。いつも自分が選ぶ曲は、コードが少ないんだと改めて。
それで、実際にやってみると、彼はアコギをジャカジャカとストロークして歌うスタイル。そして、自分がやってきたのとキーが違うので、一緒にやると間違える(汗)。なので、彼が弾き語るのに合わせて(もう完成していて、力演!)オブリなんぞを入れてみたりしました。しかしこの曲、そういうのやるにも難しいなぁ。一発じゃダメな感じ。せっかくなので少し時間をとって勉強する価値があるな、と思いました。
後半は、僕のほうからブルースを教えました。いちばん一般的な E のブルース(あの、ズッズチャッチャズッズチャッチャというやつ)。
すると今度は、自分がいつも何気なくやっていることを人に教えることの難しさに気づく。彼はいままでそういうのをやったことがなく、なのでイチから説明しようとするのですが、言葉で表現するのがとても難しい。「こうやるんです」と実際にやってみせることがいちばん伝わる手段だったのでした。
ターンアラウンドとか、何ていえばいいのか。これもきちんと勉強しなくては。
自分がいつもやっていることは、常識では決してないのだ。
ということで。1 時間やって「またご一緒しましょう」と別れました。
人と一緒に演奏すると、自分のことが浮き彫りになる。いつも向き合うのは先生だったりして、ある程度慣れてきているのですが、初めての人と共に時間を過ごすことで、改めてこのことを感じたのでした。