昨日までの帰京騒動で忘れかけてしまっていたが。
今日(あ、もう昨日っすね、、)は、
ロビン・ティチアーティ&スコティッシュ・チェンバー・オーケストラの
公演@サントリーホール、だったのだ。
ティチアーティは、英国の指揮者。
1983 年生まれ。
薫陶を受けた、
将来を期待される若手だ。
今年のグラインドボーン音楽祭では、
音楽監督を務める。
今回のオケでは、2009年から
主席指揮者を努めている。
以前、誌面でティチアーティと
今回の公演を紹介した。
《プログラム》
●メンデルスゾーン: フィンガルの洞窟
※ピアノはマリア・ジョアン・ピリス(!)
●ベートーベン:交響曲第5番「運命」
訪れた際の印象をもとに作った叙情的な曲。
ショパンの2番は、1番の影に潜れているか。私も初めて生で聴く。
「運命」は、「運命」っす。。
それで、観た印象。
愛、があるね。。
ティチアーティの指揮は、細やかかつしなやかで、
観ていて、音楽を感じるんだ。
彼を見ていれば、次にどういう音が出てくるのか、明快にわかるというか。
これは、自分にとってなかなか新鮮な体験かも。
そして、メンバーがみんな指揮者を見てる。
あんまり今まで意識したことなかったけれど、
自分の出番じゃないときは隣の奏者と話している、
金管奏者などがなぜか印象に残っているので(必要な会話なのかもしれないけれど…)、
これも新鮮に感じた。
信頼している者同士が作り出す音楽。
それが生まれる光景を見ているだけで、幸せに包まれる感じがした。
彼に導かれるオケも、クリアな音を奏でていた。
個人的に、チェンバー・オケって、ソリッドな感じがして好きだ。
あ、今回ナチュラルホルンを使っていた。
やっぱり雰囲気が変わるね。
まるで息子のような指揮者と共に、
ショパンの美しい音世界を再現した。凛としたピアノが、清かった。
それにしても、やっぱショパンの曲って、美しさが半端ない、、
そんなこんなで。
幸せな音楽に包まれた、というのが今日の率直な印象。
これにつきますな。
ロビン・ティチアーティ&スコティッシュ・チェンバー・オケ、要注目、です。
動画があった。
やっぱり
若い、ということ、
これから上昇していく
力を見せられるというのは、
若者の特権だよな。
なんてことも
感じましたとさ。。
ということで、おしまい。
明日は、雪なんて予想が出ていたが、、少なければいいっすね。。
皆さまにとって、ステキな一日になりますよう。。