40→70 ギターでデビューする!

ヤマザキです。40歳でギターを始め、8年目に入ってしまいました(2021年現在)。無謀にも70歳までにデビューするという目標を立てているのだが、はたして……? 普段はライター業をしています。

幸せな音楽。

昨日までの帰京騒動で忘れかけてしまっていたが。
今日(あ、もう昨日っすね、、)は、
ロビン・ティチアーティ&スコティッシュ・チェンバー・オーケストラの
公演@サントリーホール、だったのだ。

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ティチアーティは、英国の指揮者。
1983 年生まれ。

薫陶を受けた、
将来を期待される若手だ。

今年のグラインドボーン音楽祭では、
音楽監督を務める。

今回のオケでは、2009年から
主席指揮者を努めている。

以前、誌面でティチアーティと
今回の公演を紹介した



プログラム
メンデルスゾーン: フィンガルの洞窟
  ※ピアノはマリア・ジョアン・ピリス(!)
●ベートーベン:交響曲第5番「運命」


『フィンガル~』は、メンデルスゾーンスコットランド
訪れた際の印象をもとに作った叙情的な曲。

ショパンの2番は、1番の影に潜れているか。私も初めて生で聴く。

「運命」は、「運命」っす。。


それで、観た印象。

愛、があるね。。

ティチアーティの指揮は、細やかかつしなやかで、
観ていて、音楽を感じるんだ。
彼を見ていれば、次にどういう音が出てくるのか、明快にわかるというか。
これは、自分にとってなかなか新鮮な体験かも。

そして、メンバーがみんな指揮者を見てる。
あんまり今まで意識したことなかったけれど、
自分の出番じゃないときは隣の奏者と話している、
金管奏者などがなぜか印象に残っているので(必要な会話なのかもしれないけれど…)、
これも新鮮に感じた。
信頼している者同士が作り出す音楽。
それが生まれる光景を見ているだけで、幸せに包まれる感じがした。

彼に導かれるオケも、クリアな音を奏でていた。
個人的に、チェンバー・オケって、ソリッドな感じがして好きだ。
あ、今回ナチュラルホルンを使っていた。
やっぱり雰囲気が変わるね。

ku:nel』なんかに出きそうな、シンプルな装いのピリスは、
まるで息子のような指揮者と共に、
ショパンの美しい音世界を再現した。凛としたピアノが、清かった。
それにしても、やっぱショパンの曲って、美しさが半端ない、、


そんなこんなで。

幸せな音楽に包まれた、というのが今日の率直な印象。
これにつきますな。

ロビン・ティチアーティ&スコティッシュ・チェンバー・オケ、要注目、です。




動画があった。


やっぱり
若い、ということ、
これから上昇していく
力を見せられるというのは、
若者の特権だよな。

なんてことも
感じましたとさ。。





ということで、おしまい。

明日は、雪なんて予想が出ていたが、、少なければいいっすね。。
皆さまにとって、ステキな一日になりますよう。。