僕の好きなシンガーソングライター、
ニール・カサルが、
“UNDER THE BRIDGE” というシリーズに出ているのを観て、
ちょっと気になって、いたのです。橋。
要は、橋の下で
セッションしようぜ!
という企画、ですね。
好きです。こういうの。
それでもって、
ニール・カサル、
もうちょっと人気出ても
いいのにな、
と思うのは、僕だけ??
いい曲作るのに。。
まぁ、いいや。
今日は、そんな僕も、橋の下で音楽を聴いてきました。
参加して、きたのです。
「名橋たちの~」は、街中の川に船を出して、
そこから観える風景を、音楽と一緒に楽しむことで、
普段見慣れた“街” の隠れた魅力を見出そう、というプロジェクト
(で、いいのかな?)。
昨年の夏に、リコーダー奏者の太田光子さんの回に参加して、
とても新鮮で面白かったので、今年も参加、というわけです。
オルガネット、どんな感じだか見て聴いてみたかったし。
これが、オルガネット。
(写真は、いきなり橋の下!!)
簡単に言えば、
抱えられるサイズの、パイプオルガン。
※まさに「手持ちパイプオルガン」
パイプの後ろに「ふいご」があり、
パイプに空気を送りこみます。
なんか教会のオルガンのような
荘厳な音、ではなく、
なんといえばいいか、、
バグパイプとティン・ホイッスルの
中間、みたいな感じかな。
素朴、なんです。
奏者の武久源造さんが紡ぐ音は、
ルネサンスの温かい音。
本当にピープルズミュージック、という感じ。
辻康介さんの歌も、ピープルズソング。
常盤橋、江戸橋といった「名橋」の下に入ると、
まるで外とは違う、まるで偶然のコンサートホールのように、
音が響き、そしてそれが自動車の音をはじめとした“街の音”と一体となり、
なんともいえない音空間が生まれるのです。
なんか、心地よい。。
そして、川の上、橋の下から見える街。
以下、去年の夏の回から。
以前、イスタンブールで見た
古代ローマ時代の
貯水池みたい。
首都高の
ジャンクションの下。
うおお、
近未来的~。
ヤマザキ的には、
この曲線が
ツボ。。
曲線、もう一丁!!
川の下からは、
こんな非日常の光景が
見られるのだった。
まさに、
ちょっと視点を変えてみれば
新しい発見が
たくさんある!! って感じ。
新鮮です。
鷲野宏さんの建築歴史トークも、よかったよ~。
船の旅に深みを加えてくれました。
ということで、東京のど真ん中で、
ちょっとした非日常な音楽体験、都市体験を、楽しんだのでした。
こういうイベントは、ホントに貴重!
商業ベースに偏ってないのもいいね。
マジでもっともっとやってほしいし、体験したい。
応援します!!
そして、その後、打ち上げにも参加させていただきましたが、
武久さんの“寅さんトーク” に、ちょっと感銘……。
寅さん、観たいぞ!!
※それだけで十分、テーマあるイベントができそう。
そして、有志による二次会では、
プロデュースとは何ぞや!? みたいなトークに発展。
いやぁ、面白かった。
いろいろ参考になるお話ができました。
こういう飲み会、もっとやりたいな。
と、いうことでした。いいイベントでした。
そういえば、冒頭の“UNDER THE BRIDGE” のようなシリーズ、
僕が初めて知ったのは、センパイに教えてもらった、
“BALCONY TV” from ダブリン!!
まぁ、
その名の通り、
(狭い)ベランダで
演奏するだけ。
下の通りを、
バスが
ガンガン通ってる(笑)。
低予算だけど、
なぜか印象的で
面白い。
2008 年の
マムフォード&サンズ!
初々しい!!
そして、日本でも、“On The Shelf TV”。
莫大な資金がなくても、
アイデア次第で、いろんな可能性が、広がるね。
これもその名の通り、
“棚の上”。。
でもそれだけで、
なんかいつもと違う
新鮮な光景が。
で、このスウェーデンの
バンド、
ヴェーセンは来月来日。
いやしかし、
カッケーなぁ、、
と、いうことで、今日はこの辺で。
雨が気になりますが、、
明日も、皆さまにとって素敵な一日になりますように。