校了後、久々に本屋に行って、
本と雑誌をバカ買い、してしまいました。。
それで、まずは雑誌『考える人』の、〈眠りと夢の謎〉を、ちょいと読みました。
そっか、夢って、記憶の断片が、モノクロで出てくるんだねぇ、
色は、自分で勝手に“後付け”で足してるんだねぇ、、
夏目漱石って、いいなぁ、、今度じっくり読みなおそうかなぁ、、、
なんて、思っていたら、
やけに豪華な、5本立てくらいの、夢を見てしまいました。
中身は、ナイショ、です。。
んまぁ、いままでの取材旅行の、集大成的なものから、
オマエ、何、青春しちゃってんのぉ~、四十にもなってさぁ、的なお恥ずかしいモノまで、
いろいろ、だったのでございます。
まぁ、でも、ナイショ、です。。
…………。
ヤマザキです。皆さま、いかがお過ごしでしょうか。
まぁ、何年もこの仕事を続けてりゃあ、
こんな本、作ってみたいなぁ、なんてのが、出てくるワケでございます。
そんなのも、カッコよく言っちゃえば、夢、みたいなモン、でしょうか。。
そんな気持ちの、きっかけのひとつを、作ってくれたのが、
2年くらい前に、スイスのチューリヒ在住の方が送ってくれた、
オケと楽団員を紹介する冊子、ですね。
※トーンハレについては、こちらを。
※オケは、スイス・ロマンドと並んで、スイスを代表するオーケストラ、ですね。
表紙は、こんな感じ。
シンプルですね。
赤と白、スイスカラー、ですね。
でも、ヤマザキがいいなぁ、と思ったのは、
その中身の自由度。
こんな感じ。
うーむ。。。
なんか、楽しそう。
プロフィールによると、この「ロータス・ポジション」をしていないときは、
子どもたちを教えたり、
音楽の美しさを、できるだけ多くの人に
届けることに励んでいます、
だって。
パパと一緒。
右の彼は、
「テニスよりはバイオリンのほうが得意」
らしい。。
お花にも注目。
お嬢さんは、将来はバレエ・ダンサーかな?
……とにかく、写真として、美しい。。
眺めているだけで、“ほわーん”とした気持ちになるのだ。
温かい感じがする。
その人のパーソナリティが、伝わってきて。
こんなのが、“オラが街のオケ”だったら、応援したくなるよね。
子どもと一緒に撮影してる、ってのもいい。
すごくいい。
同時に、こういう雰囲気を、日本でも作れないだろうか、とも思うワケです。
まぁ、いろいろ予算とか、あと子どもでいえば福祉の問題もあるし、
なかなかね、うまくはいかないっすよね。
あと、自分の立場でいちばん感じるのは、
例えば、こんな「バイオリンでテニスするなんて、けしからん!」的な空気。
「音楽に真剣に向き合っている感じがしない」とかね。
実際に、取材で撮った写真について、言われたことあるし。
で、ヤマザキ的に言えば、
「音楽に真剣に向き合っている」なんて、
音楽でメシ食ってるんだったら(もちろん、そうでなくとも)、
もう至極当然のことで、アタリマエじゃん。
だから、それはもう前提の前提、としたうえで、
いかに見る人の歓心を集めるようなビジュアルにしたほうが、いいんでないかい?
その人となり、とかさ、その人が目指すものが、
伝わったほうが、いいんでないかい?
※目指すものが、いわゆる「真剣に向き合ってる」感じだったら、それはそれで素晴らしい。
あとさ、その「けしからん」的なやつ。
誰も、バイオリンで本当にテニスしいてるなんて、思わないよ。。
もし「子どもが真似するといけないから」というのであれば、
そうしないようにするのは、親とか、大人の仕事だ。
印刷物の仕事では、ない(と、言いきってしまおう、、、、)。
昔のドリフじゃああるまいし。
※写真はイメージです、ってのも、キモチワルイよな。。
ま、でも、日本って、そういう国なんだ。
別に、ジミヘンとかがギター燃やしちゃったりとか、壊しちゃったりとか、
(モノを大切にしましょう、的な見地からすれば、いかがなものか、かもしれないけど)
それが、彼らが音楽と真剣に向き合ってない、ということにはならないじゃん。
まぁとにかく、こういう写真ひとつで、
音楽(特にクラシック音楽)と大衆との隔たりというか、
敷居は下げられる(きっかけになる)気はするな。
あくまでも、いちばん大切なのは、
音楽がいかに聴く人の心を動かせるか、ということで、
でも、こういう“聴いてみたい”と思わせるまでの努力は、
非常に大切だと、思っているのです。
今日紹介した冊子は、その、ひとつの例だと、思ってくださいな。
と、いうことで、今日はおしまい、です。
それでは、また今度。
せっかくだから、寝るときくらい、いい夢みたいよねぇ。。
あ、もういいか。。
おしまい。