40→70 ギターでデビューする!

ヤマザキです。40歳でギターを始め、8年目に入ってしまいました(2021年現在)。無謀にも70歳までにデビューするという目標を立てているのだが、はたして……? 普段はライター業をしています。

けしからん! って、どういうこと?

校了後、久々に本屋に行って、
本と雑誌をバカ買い、してしまいました。。

それで、まずは雑誌『考える人』の、〈眠りと夢の謎〉を、ちょいと読みました。
そっか、夢って、記憶の断片が、モノクロで出てくるんだねぇ、
色は、自分で勝手に後付け”で足してるんだねぇ、、
夏目漱石って、いいなぁ、、今度じっくり読みなおそうかなぁ、、、
なんて、思っていたら、
やけに豪華な、5本立てくらいの、夢を見てしまいました。

中身は、ナイショ、です。。
んまぁ、いままでの取材旅行の、集大成的なものから、
オマエ、何、青春しちゃってんのぉ~、四十にもなってさぁ、的なお恥ずかしいモノまで、
いろいろ、だったのでございます。

まぁ、でも、ナイショ、です。。

…………。

ヤマザキです。皆さま、いかがお過ごしでしょうか。


まぁ、何年もこの仕事を続けてりゃあ、
こんな本、作ってみたいなぁ、なんてのが、出てくるワケでございます。
そんなのも、カッコよく言っちゃえば、夢、みたいなモン、でしょうか。。

そんな気持ちの、きっかけのひとつを、作ってくれたのが、
2年くらい前に、スイスのチューリヒ在住の方が送ってくれた、
チューリヒ・トーンハレ管弦楽団の冊子。
オケと楽団員を紹介する冊子、ですね。
※トーンハレについては、こちらを。
※オケは、スイス・ロマンドと並んで、スイスを代表するオーケストラ、ですね。
  アメリカ人の指揮者、デヴィッド・ジンマンが音楽監督になって、
  ベートーヴェンマーラー交響曲全集の録音が話題を呼んでいます。


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表紙は、こんな感じ。
シンプルですね。
赤と白、スイスカラー、ですね。
でも、ヤマザキがいいなぁ、と思ったのは、
その中身の自由度。





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まずは、音楽監督のジンマンからして、
こんな感じ。







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うーむ。。。








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なんか、楽しそう。







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プロフィールによると、この「ロータス・ポジション」をしていないときは、
子どもたちを教えたり、
音楽の美しさを、できるだけ多くの人に
届けることに励んでいます、
だって。







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パパと一緒。










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右の彼は、
「テニスよりはバイオリンのほうが得意」
らしい。。

お花にも注目。




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お嬢さんは、将来はバレエ・ダンサーかな?

……とにかく、写真として、美しい。。










眺めているだけで、“ほわーん”とした気持ちになるのだ。
温かい感じがする。
その人のパーソナリティが、伝わってきて。
こんなのが、“オラが街のオケ”だったら、応援したくなるよね。
子どもと一緒に撮影してる、ってのもいい。
すごくいい。


同時に、こういう雰囲気を、日本でも作れないだろうか、とも思うワケです。
まぁ、いろいろ予算とか、あと子どもでいえば福祉の問題もあるし、
なかなかね、うまくはいかないっすよね。

あと、自分の立場でいちばん感じるのは、
例えば、こんな「バイオリンでテニスするなんて、けしからん!」的な空気。
「音楽に真剣に向き合っている感じがしない」とかね。
実際に、取材で撮った写真について、言われたことあるし。


で、ヤマザキ的に言えば、
「音楽に真剣に向き合っている」なんて、
音楽でメシ食ってるんだったら(もちろん、そうでなくとも)、
もう至極当然のことで、アタリマエじゃん。

だから、それはもう前提の前提、としたうえで、
いかに見る人の歓心を集めるようなビジュアルにしたほうが、いいんでないかい?
その人となり、とかさ、その人が目指すものが、
伝わったほうが、いいんでないかい?
※目指すものが、いわゆる「真剣に向き合ってる」感じだったら、それはそれで素晴らしい。

あとさ、その「けしからん」的なやつ。
誰も、バイオリンで本当にテニスしいてるなんて、思わないよ。。
もし「子どもが真似するといけないから」というのであれば、
そうしないようにするのは、親とか、大人の仕事だ。
印刷物の仕事では、ない(と、言いきってしまおう、、、、)。
昔のドリフじゃああるまいし。
※写真はイメージです、ってのも、キモチワルイよな。。
  ま、でも、日本って、そういう国なんだ。


別に、ジミヘンとかがギター燃やしちゃったりとか、壊しちゃったりとか、
(モノを大切にしましょう、的な見地からすれば、いかがなものか、かもしれないけど)
それが、彼らが音楽と真剣に向き合ってない、ということにはならないじゃん。


まぁとにかく、こういう写真ひとつで、
音楽(特にクラシック音楽)と大衆との隔たりというか、
敷居は下げられる(きっかけになる)気はするな。

あくまでも、いちばん大切なのは、
音楽がいかに聴く人の心を動かせるか、ということで、
でも、こういう“聴いてみたい”と思わせるまでの努力は、
非常に大切だと、思っているのです。
今日紹介した冊子は、その、ひとつの例だと、思ってくださいな。

と、いうことで、今日はおしまい、です。


それでは、また今度。

せっかくだから、寝るときくらい、いい夢みたいよねぇ。。
あ、もういいか。。
おしまい。