40→70 ギターでデビューする!

ヤマザキです。40歳でギターを始め、8年目に入ってしまいました(2021年現在)。無謀にも70歳までにデビューするという目標を立てているのだが、はたして……? 普段はライター業をしています。

みたいなもの。

そうだ、、昨日書くの、忘れてた。。

色っぽかったのだ。
パリ管の、メンバーたちは。

男性陣も、色は黒で統一されているものの、
服装はまちまち。
だけど、それぞれがそれぞれにマッチしてて、
つまりは、お洒落、なんですな、、
それで、みんな、余裕を持って演奏している感じ。
だから、余計、お洒落に見える。

ヤマザキ的には、
ティンパニ奏者の、上半身がまったくブレていない、だけど
アクロバティックな身のこなしに惹かれた。
最初はチューバのラベリを見て(観察して)いたはずが、
後半はそのティンパニ氏にくぎ付け、になってしまったのだ。
オケの演奏会には、
人物観察の要素も、多分にあるのだった。


さて。
これも昨日の続き、であるが。
その、よくわからない“エスプリ” というのは、
結局わからぬままで、おそらく一生わからぬものなのだろう。
オレ、フランス人じゃあねぇし。

…………。

それじゃあ。
オマエが最近、なんだかんだと騒いでいる、
ブルースってのは、わかるんか??
と、訊かれたら。

むぅ。
わからんな。言われてみれば。
世で、ブルースと呼ばれていたり、
ジャズとか呼ばれてる音楽が好きだったりするから、
何かを聴いて、
「これ、ブルースっぽいねぇ」
とかなんとか言うことはできるかもしれないけれど、
具体的に説明せよ、と言われたら、
できませんね。確かに。


こういう感覚ってのは、
我々みたい、というか、私にとっては、
見たり、読んだり、聴いたり、ちょっとは触れたり、といった
体験なり知識なり記憶なりの積み重ねで、
な~んとなく、感じるようなもの、
あくまでも、「みたいなもの」、に過ぎないのだろう。


なので、先日、フォトグラファー常盤武彦さんの
トークイベントで聞いた、
パット・マルティーノの話を聞いて、
動脈瘤の治療の結果、
自分が一時代を築いていたギタリストであることすら忘れてしまい、
だけどそこから少しづつ記憶をよみがえらせていく、というのは
本当に、途方もなく辛い作業だったんだろうな、
とつくづく思ったのだ。
それまで積み重ねてきた感覚が、全く頭の中にない状態から、
ギターの弾き方をイチから覚え、その結果徐々に記憶が戻ってきたのだ。
そして再び、シーンに返り咲く。
想像もできない、とは、まさにこのことだ。


音楽でなくとも、
自分が記憶をなくしたとして、
それを取り戻す作業なんて、果たしてできるのだろうか。
そんな、「みたいなもの」なんて、
跡形もなくなくなってしまうんだろうな、、

マルティーノが復活できたのは、
彼の内にあった音楽が、確固としたものだったから、
ではないのだろうか。





オルガンを加えたトリオで、
悶絶するくらい
カッコいい「オレオ」。

コレを見て、
一時期はギターの
弾き方すら
忘れてしまっていたなんて、
本当に
想像できないよな、、





ウィキだけど、マルティーノについては、こちらを。
常盤さんは彼に懇意にしてもらっていて、
ギル・ゴールドスタインとの最新作のジャケ写とライナーも担当しているのだ。


イメージ 1
常盤さんはニューヨーク在住。
ヤマザキは、3 年前に、写真の
彼の著作を見てコンタクトし、
原稿を書いていただいて以来のお付き合い。
※この本見たら、行きたくなるよ。
  ニューヨーク、、

同じく3年前から、一時帰国の際に
ご自身の写真をスライドショーで流しながら、
解説を加えていくトークイベントを
銀座のアップルストアをはじめ、
各地で開催している。

明日は三軒茶屋でやるよ!!
しかも、内山繁氏とのトークセッションだ。
詳しくは、コチラを。




と、書いてるうちに、時間が来ました。
今日はおしまい、です。

生きてるうちはいろんなこと経験できたほうがいいよね。

今晩も、皆さまにとって素敵な夜になりますよう。。