たまたま見つけた、ロバート・アール・トーマスというギタリストの作品が、ちょっとクセになりそうです。
ブルックリンでWindowspeak というバンドをやっているそうですが、これは初のソロ作とのこと。
どこが、って、この、ギタープレイがどうこうというよりも、どこまでも80年代な感触が、ツボなのです。。ちょっとしたリズムの取り方とか、楽器の音色とか……。
僕は80年代中盤に中学生で、この頃の音楽の香りにはとても敏感というか、もうこれは抗えないルーツなので、もう仕方がない。。
とはいえ、そうはいっても、なぜこういうサウンドに惹かれるのか、少し考えてみると。
どうも、奥の深さというより、平面を横に伸びて広がっていくような感じの音作りが、自分のツボになっているような気がする。
エフェクターでいうと「空間系」と呼ばれるものになるのだろうか。
こういう曲をやってみたいという気持ちもあるけれど、それよりも、この〝横へ広がっていく音〟が、新たなもの(音楽)に触れる度に自分の中でも世界が広がっていく気がしたあの頃を思い起こさせてくれる、そんな気分なのです。
まぁ、ぶつぶつ呟いてしまいましたが、彼のことは今後も追いかけてみようと思います。