最近、ウェブで何度かその名前が目にとまって、気になっていたのがHaley Heynderickxというシンガーソングライター。まず、なんて読むのだろう。ハーレー・ハインダーリックスとか? どんな音楽をやっているのだろう。
そんな彼女のデビュー・アルバムが、NPRのFirst Listenで聴けるようになっていました。
- アーティスト: Haley Heynderickx
- 出版社/メーカー: Mama Bird Recording Co.
- 発売日: 2018/03/02
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あぁ、どこかなつかしい感じだ。
ふんわりとしつつも力強い声と、ギター1本で世界を作り上げているのが素敵です。
60年代、70年代のフォークにソウルやブルース香りもちょっと加えた、みたいな言い方が一番伝わりやすいのだろうけれど、だけど、それだけではなくて、とっても新しい感じもする。
アルバムではアコギもエレキも弾いているけれど、クラシックギターを爪弾くのがいちばん僕的には好きだな。
ナイロン弦の響きが、聴く者を今でも昔でもないところに連れて行ってくれるというか、聴いていてとても不思議な気持ちになるのです。
先日読んだこの本の、「なつかし」のくだりを思い出しました。
あちらでもこちらでもなく、近いよいうで遠い。だけど心の深いところとつながっているような。なんともいいようのない感覚。僕が感じたのはこれなんだろうか。
音楽と「なつかし」の関係。これはもうちょっと考えてみると面白いかな、と思いました。