流行りのものがどうも苦手で、なかなか手を出していなかったのですが、ついにSpotifyにサインインしてしまいました。
といっても、無料版ですが……。
要は、ジュリアン・ラージのプレイリストが聴きたかったのです。
いやしかし、いきなりエルヴィス・コステロから始まって、ルイス・ボンファ、ドクター・ドレ……などなど、ジャンルというものを軽々と超えていて痛快です。
このように音楽を分け隔てなく捉える姿勢に、ますます彼のことが好きになりました。
本人は、自分のことをジャズ・ギタリストだと認識しているようですが、このプレイリストを聴くと、ジャズというのはその時代のいろんな音楽を飲み込み、強靭すぎる胃袋を持って自らの血肉としてきた音楽なのだと改めて思います。
個人的には、ランディ・ニューマンとかポール・サイモン、ボニー・レイットとかのシンガーソングライターをもっと、もっと聴きたいなと思いました。
特にポール・サイモン、いいよなぁ、、。昔、『恋人と別れる50の方法』とか聴いて、スティーヴ・ガッドのドラムが注目されがちだけど(?)、実はポールのギターがすっごく上手い! なんて考えていたのを思い出したりして。。
ギターを始めた頃は、まず聴くよりも練習しなきゃ、という思いがありました。まず指をギターに慣れさせないと、と。
だけど、いくらコードだスケールだというのを覚えても(そんなに覚えていないけど……)それがどんなふうに使われているのか、というのはやっぱり、いろんな音楽を聴いて研究しないとわからない。
そんな気持ちにさせてくれました。
この無料版に登録して、どれだけ自分が音楽に貢献しているのかは分からないところがありますが、これで何ができるのか、いろいろ調べてみようと思います。