40→70 ギターでデビューする!

ヤマザキです。40歳でギターを始め、8年目に入ってしまいました(2021年現在)。無謀にも70歳までにデビューするという目標を立てているのだが、はたして……? 普段はライター業をしています。

ぼやいてます。

地デジの準備なんか何もしてなかったのに、12時過ぎてもテレビ映るじゃねぇか。。。
せっかく、昨日のワールドプロレスリング、棚橋VSバーナードのIWGP戦を最後にテレビとお別れしようかと思っていたのに(タナのブレないアティテュード、ファンの期待を裏切らない言動は素晴らしい!! 感動!!!)。
まあでも、「歴史的瞬間」みたいなものは見といたほうがいいのかな、と思ってスイッチ入れてみたら、
この「とんだ一杯食わせもの」的な感じは、これいかに??
一体どーなってんだい!?

などと、日曜の昼間からボヤいてみるヤマザキです。
皆様いかがお過ごしでしょうか?


今日は、これから整体に行きます。
昨日は下町で飲んでしまったので、まあ、また言われるんだろうなァ、、
今週はまだ走れてないし。
まあ25歳を過ぎたあたりからブクブク肥りだして、ほっとくと際限なく肉がつく体質だとわかったのだけど、
なかなかムズカシイですな。体型を維持するのは。。


とまあボヤき始めると際限ないのだが、つまりいま考えることは、
仕事をする(社会と繋がる)ということは、誰かに絶えず見られている、ということなんですね。


初めて就職したとき、ヤマザキは平たくいえば店員さんで、
当時若い女の子にも人気のあった(たぶん、今も)靴を売っておりました。
それである日曜日(オフィスの偉い方たちがお店を手伝ったりするんですね)、
帰りの電車で、接客を怒られたんであります。なんか彼女の欲しかった靴が、品切れで、
それでそのままお帰りいただいたのかしら? 確かそんな感じ。

「オマエにとっちゃあ、今日接客したたくさんのお客様の一人かもしないけど、本人にしたら
オマエがそのまま店の印象につながるんだぞ」と。
ま、そうっすね。

「もし、あのお客様が、せっかくの休みに、なけなしの小遣いを握り締めて、雑誌で見たあの靴が欲しくて、
はるばる出てきたのに、オマエがあんな態度で、『もうこの店には二度と来ない』ってなったら、
どーすんだい! お客様一人失ってんだぞ!! ああ?? ええ?? オラァァァ!!」
そりゃ大げさだろ! と思いつつ、「すみません」とかモゴモゴ言ってたヤマザキだが、
まあ、今になって、逆の立場になってみたら、おのエライ方と同じ説教しちゃうかも。
お客様は大事です。誰が何と言おうと、大事です。
電話はすぐ出ましょう。 
ああ?? ええ?? オラァァァ!!


時は流れて、初めて雑誌で働くようになって、その雑誌では新年会だかなんかで、
読者を何人か招いて、パーティをやってたんですね(いい時代ですね)。
そこで、「まあオレなんて、別に隅っこのページを暗~く作ってるだけだしなぁ~」と、
またまた隅っこのほうでワイン飲んでたら、またそこのエライ人がツカツカとやってきて、
「バカモン! ちゃんと読者と話しなきゃダメじゃないか!!」と。
「みんな編集スタッフに憧れて、話がしたくて、今日は来てくれてるんだぞ!! オラッ!!!」
そうっすね。。返す言葉もありません、、
でも、話すこともないっすよ・・・・・。
なんともまあ情けない。 自信がなかったんすね。  オラッ!!!


そんでまだ時は流れて、数年前にウィーンで、ウィーンフィルのチェロ奏者に幸運にもインタビューできたとき。
「私は絶えず誰かに見られているので、ステージ上はもちろん、
普段の生活でも、人の手本にならないといけないのです。そしてそうあるよう常に心がけています」
・・・・・・んもう、スバラシすぎる。。
「私も子どもの頃、演奏会を観に行って、いつか自分もこういうふうになりたい、
音楽の勉強はもちろん、普段どういう生活をしたらこういう人になれるんだろう、って
思いながら演奏者を見ていましたから」
・・・・・・んもう。。。


ま、その頃あたりから、遅かれながら私も、人から見られてることを意識せなアカンなあ、と
思い始めたんである。
しかし、遅ぇなあ。
まあもちろん、仕事の内容がイチバンなんだけど、
見てくれとかもできるだけマシにしとかんと、
なんかこう、モテるとかそういうのとは違う次元で、憧れられる存在にならないといけないよなぁ、
自分の職業に憧れる若い人たちが、どんどん出てくるようにしないと、
業界も腐っていくいっぽうだよなぁ、と
とおぼろげながらに考えるようになったんである。
ま、トシくったんすかね。
明日からまた摂生しよう・・・・・・。
その前にまた勉強せなアカンな。まだまだでんなぁ。日々、勉強なんですね。



エイミー・ワインハウスさんが亡くなられました。
27歳。若すぎる・・・。
最近のブラック・ミュージックって、なんかどれも同じように聴こえて、
なんかつまんないな~、と思っていたところへ、
R&Bがまだリズム・アンド・ブルースと呼ばれていた頃の、
なんかある種の猥褻さを持って、そんでもってクール、というかミョーに醒めてる
冷たい質感がアメリカものとは一線を画す、なんかヤバそうな存在感とともに現れたワインハウスさん。
結構好きでした。


彼女も当然、絶えず人に見られてる存在。
個人的なことは知らないけれど、常に想像もつかないプレッシャーやら何やらと、戦っていたんだろうなあ。

謹んでご冥福をお祈りいたします。

おしまい。