40→70 ギターでデビューする!

ヤマザキです。40歳でギターを始め、8年目に入ってしまいました(2021年現在)。無謀にも70歳までにデビューするという目標を立てているのだが、はたして……? 普段はライター業をしています。

続くか? 続きモノ

時の流れや状況の変化というのは、表面的なこと。

初めてのときの驚きや感動が、ココロの奥底にまだ生きていることを知った時、
トシガイもなく青春な気分になっちゃったり、
そういう“初心”みたいなものを毎日キープできていないことを
情けなく思ってしまったり・・・。

まぁ、今回はそんなオハナシなのです。


ラストの盛り上がりが、ちょっとパワー不足かな、とは思った。
でも、ラストに近づくにしたがって、弦セクションの音は、どこか“あの音”に近づいていたような気もした。
もちろん、気がしただけ、かもしれない。
サントリーホールは、スタンディング・オーベーション、とまではいかなかったけれど、
温かい拍手の渦に包まれていた。
でもそれが、逆にらしい、という雰囲気だと思った。

シベリウスの、交響曲第7番。
演奏は、東京都交響楽団、タクトを執ったのは、ジョセフ・ウォルフ。


「彼、コリン・デイヴィスの息子なんですけれど、親を引き合いに出されるのが嫌で、
芸名を使っているんですよ」
と、先日仕事でお世話になった方が教えてくれた。

それで、つい言ってしまった。
「僕、デイヴィスのシベリウスでシンフォニーの魅力に初めて気づいたんです」

すると彼は
「それは、運命が繋がりましたね」
と、ちょっと大げさかもしれない言葉で微笑んでくれた。


今の仕事をするようになって、クラシック音楽を聴くようになった。
そうしないとついていけなかったから、当たり前のことであったのだが。

ジャズが好きだったから、まずはピアノから聴いていって、
だけどシンフォニーにはどこか食わず嫌いというか、
ヘンな抵抗感があって、なかなか手を出せなかった。
しかし、シベリウスを取り上げることになって、ついに手を出さざるを得なくなったのだ。

それでCDショップに行き、作曲家別の「S」のところで、棚の上のほうに
置いてあった1枚を取った。
LSO Live Sir Colin Davis と記してあった。

ま、新譜だし、これでいっか……
そんな気持ちだった。




……眠い。とりあえず続きは次回。。。
早いうちに書きます。