そろそろ次に演奏する曲を決めないといけないのだけれど、どうやら、あれこれ考えるよりも思いつきに正直になったほうがいいと思ったのでした。
ということで、デヴィッド・ボウイの〝Absolute Beginners〟と、イタリアのアッシジで聴いた聖歌をモチーフにしたオリジナルをやることにしよう。
と決めたはいいけれど、何かこの 2 曲をつなぐようなキーワードがほしいな。
前回も、ハンク・ウィリアムスの〝Cold, Cold Heart〟とジュールズ・シアーの〝All Through The Night〟をカップリングしたのは、2 曲の間にカントリー・フィールという共通項を見つけたからでした。
あと、どちらも女性によるカヴァーが有名というオマケもつき…。
ということで、今度の 2 曲について思いついたのが、ディミニッシュというテーマ。
〝Absolute Beginners〟はボウイの色っぽさがたくさん詰め込まれていると思うのだけれど、その中のひとつがディミニッシュ・コードだと思われ。
イントロに入る前の演奏もディミニッシュ系のスケール(コンディミ?)で構成されてるのかな? 違う?? まぁ、こういうのはレッスンで確認すればいいや。
で、オリジナルのほうは?
なんてことはない。ディミニッシュを入れちゃえばいいのだ。自分で作るのだから。。
ということで、アッシジで聴いた曲のメロディをなぞりつつ、展開部は自分で考え、パッシング・コードとしてディミニッシュを使い、裏コードなんかも入れたりして緊張感を持たせてから聖歌のメロディに戻るという 1 コーラス 24 小節の曲の構成を作ってみました。これもレッスンに持ち込んで見てもらえばいいや。
ということで、思いつきから始まったけれど、次への確としたテーマが見つかったのでした。
何かこういうのがあると、練習にも身が入るというものです。