もう一か月も前のことになってしまったけれど。
映画『スプリングスティーン 孤独のハイウェイ』を観ました。このブログを訪れてくれる方でご覧になったという方も多いと思います。
アメリカを代表するブルース・スプリングスティーンの、代表作である『ボーン・イン・ザ・USA』の前作『ネブラスカ』の制作を物語を軸に、父親との関係や恋人とのストーリーも絡み、彼の心情をあぶりだしていきます。
スプリングスティーンが「うつ病」であることを告白したのは10年ほど前だったのではないかと記憶しています。
幼少の頃に強烈な記憶を刻んだ父親の影と現在の姿、バンドサウンドの圧から逃れるかのような宅録の音源と、それをめぐるマネジャーの心の動き、一歩先へと進むことを恐れてしまう恋人との関係などなど。
彼の心の中を表すようなモノクロームな風景(いや、回想シーンを除いて実際はカラーなのだけど、観る者にそう思わせる)と、ニューヨークのきらびやかな色彩が対象的だな、と思いました。
たぶん、自分で曲を作ったり、バンド活動をしている方(プロ・アマ問わず)にとっては、どこかでこの感覚とつながれるところがあるのでは、と思いました。
