せっかくなので、先日見た記事の内容を、自分の練習に取り入れてみました。
シンプルなコード進行を持つ曲ほど、自分の色を付けやすい、と記事では言ってます。
僕が今取り組んでいる〝Cold Cold Heart〟もシンプルこの上ないので、実践してみるにはもってこいだと思ったのです。同じハンク・ウィリアムスの曲だし。
コード進行は、下のような感じ。
動画の音源では、楽譜の「A」の3段目の最後に出てくるAコードをもう1小節伸ばして(つまり3段目は5小節ぶんの長さになる)タメを作っているけれど、ここでは無視することに。
試しに、「A」の1段目、「E → E → E → B7」を、「E → C#m7 → F#m7 → B7」とやってみます。いわゆる「Ⅰ → Ⅵ → Ⅱ → Ⅴ」、ですね。
うーむ。ちょっとやりすぎ、とうか、これではまるっきり別の曲だ……。
だったら。
「E → EM7 → A → B7」とやってみたらどうだろう。EM7 は A♭m にしてもいいのかな? すると、さっきよりもわざとらしくならず、だけどめっちゃオシャレになった(笑)。
これは面白い!
あまり変えすぎると原曲の雰囲気がなくなるので、例えばソロのときにもとのコード進行ばかりだと単調になってしまう、という場合に、上記のようなコード感を意識してほんのちょっとだけ変化をつけてあげると、ストーリーが作りやすいのかな、と思いました。
ハンク・ウィリアムスもこのようにいろいろアレンジできることを想定してあえてシンプルに作ったのだろうか。気になります。
ともあれ。
こういう遊びができると、ギターも、ひいては音楽もどんどん楽しくなってくるなぁ。
「B7 → B7 → B7 → E」の部分も、いろいろ試してみよう。