昨日は、今年に入って初めてのレッスンでした。
レッスンはマンツーマンで、2人で向き合って演奏しながら、問題点、課題点を洗い出して、次までの練習のテーマにしています。
少なくとも、自分はそう捉えています。
曲は、自分が選びます。僕の場合は、年に2回、発表会があるので、それに向かって、自分がどの曲を、どのようにやりたいか、ビジョンを持って臨むようにしています。
演奏する曲がどういう構成なのか、コード譜も自分で作って、それを先生に見てもらう、というやり方にしています。つまり演奏する前の段階から教えを乞いているわけです。そのほうが後々役立つと思うので……。
今、自分が取り組んでいるのは、この曲。
ビル・フリゼールが作った、〝Ghost Town〟。
20年ほど前に買ったマーク・ジョンソンのアルバムに入っているのを好きになり、いつかやってみたいと思っていました。
この音源では、パット・メセニーとフリゼールの2人がギターを弾いています。
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- 出版社/メーカー: Polygram Records
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コードはシンプルですが、この牧歌的な雰囲気を出すのが難しい。ちょっとでも音を外してしまうと、すぐにバレる……。
これを、音源にはないけれど、スライドにもチャレンジして、ちょっとブルージーな感じも出したいと考えています。
そして、ジェイムス・テイラーの〝Everybody Has The Blues〟。
学生のときに聴いて、大好きになったJTの曲も、いつかやりたいと思っていました。もちろん歌も歌います。基本シンプルな構成ですが、ソロを回したりしてセッションっぽくします。
- アーティスト: James Taylor
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この2曲のレッスンとしては昨日が2回目で、最初は12月に、コード進行などのおさらいをして、自分たちがやるときにどうするか、という基本的な構成を決めました。
何年かやってきて、曲の構成をかを決めるスピードが、以前と比べて速くなってきたのがちょっと嬉しい、、。
とにかく。
それをもとに自分で練習を重ねての昨日、だったのですが。
やはり一人でちまちま(?)やるのと、2人でやるのは違う。ソロにしても、家で練習したものよりも、その場で触発されたのか、家でやったことがまだモノになっていないのか(おそらく後者。。)、何か違うものが出てくる。「あれ、オレ、こんなこと弾くんだ」みたいなことを、後で録音を聴いて思ったります。
よく、家で10時間練習するよりも、人と1時間やったほうが上手くなる、みたいなことをいいますが、それはこんなとこおにあるのかな、という気がします。
でもやはり、それも家での積み重ねがあってこその上積みなのかな、とも思います。まず自分でいつも弾いていないと、人とやっても何も出てきません。
とにかく、また次のレッスンまでに、練習を重ねるしかありません。
その先に、またいろんな楽しいことが待っていそうな気がします。