Instagramで、こんなギターを見つけました。
この黒の色使いとか、ボディの曲線とか、どこか日本っぽいなぁと思って目に止まったのですが、やはり日本文化に影響されて作ったのだそうです。
作ったのは、TAO GUITARSという、ベルギーはブリュッセルにある工房。TAO(道)という名前が、すでに東洋好きを感じさせますね。
手工によるギター作りにこだわっているようです。
ウェブサイトを見ると、テレキャスタータイプのギターやジャズギターも作っていますが、どれもオリジナリティに溢れていて、見ていて楽しいです。
そして、冒頭のモデルはTHE〝TAO GUTAR〟という名前で、文字通り工房を代表するモデル、ということなのでしょう。
デザインには三味線、琵琶といった楽器のほか、生け花や数寄屋造りといった日本文化からインスピレーションを得ているようです。
試奏動画がありました。
確かにこのヘッドは三味線みたいだし、ボディシェイプと色の切り返しは琵琶っぽいです。ちょっとOvationのBreadwinnerを連想させたりもしますね。
こういう、人と被らないギター、大好きです。
しかし、値段を見たら、100万円以上するようです(11570ユーロ)……。
ということで、今回ももれなく見て楽しむだけ、にしておきます。
【追記】
彼らがテレキャスターを作るとこうなるそうです。