40→70 ギターでデビューする!

ヤマザキです。40歳でギターを始め、8年目に入ってしまいました(2021年現在)。無謀にも70歳までにデビューするという目標を立てているのだが、はたして……? 普段はライター業をしています。

ラ・ボエーム@日生劇場


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「五島記念文化賞オペラ新人賞」を
受賞している演出の伊香修吾さんが、
※ 妻の友人である

海外研修を行い、その成果発表公演である。


今回はなんと日本語での公演。
しかし、字幕も出るのでついついそちらを
見てしまった。。

指揮の園田隆一郎さん曰く、
「日本語とイタリア語ではアクセントが決定的に
違うので、そこがいちばん苦労したところで、
伊香さんや翻訳の宮本益光さんと対話を重ねた」と。

日本語および、
冒頭と最後に、何年後、ミミの墓参りに集まったシーンを挿入する演出など、
人によって好みは分かれるだろうが、
私はなんの違和感なく、楽しむことができた。
第四幕の、コッリーネによるアリア「外套の歌」がよかったな、、話の流れ的にも、、

そして、ご本人も「照明にもすごくこだわった」と言っていたが、
光が美しかった。
今回のいちばんの印象は、それかもしれない。

イメージ 2

特に、屋根裏部屋の光は美しかった。
私の好きなハンマースホイ
思わせる透明だけど
そこが憂いを含んだ光。

窓の外は見えないけれど、
そこからは重い雲の下、建物の煙突が
並んでいるのが想像できるような。

思わず息を飲んでしまった。

あんま関係ないが、
写真は、数年前に行った
ハンマースホイ展の図録。。
この光、なんだりょなぁ。




ということで、今日は時間切れ。
これからギター仲間と練習、である。
こんな光を思わせるような、叙情的なギターが弾けたらいいよなぁ、、
おしまい。