40→70 ギターでデビューする!

ヤマザキです。40歳でギターを始め、8年目に入ってしまいました(2021年現在)。無謀にも70歳までにデビューするという目標を立てているのだが、はたして……? 普段はライター業をしています。

セクシーなんだな、コレが。。

突然ですが、,

こんなものが、出来ていた……!!


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いやはや、
残り一週間を切ってしまった。。

それで、
自分はというと、全く上達していない。。

この期に及んで
上達どうのこうの言ってること自体、
よろしくない気がする。。

でもまぁとにかく、
土曜日にはやってしまうのだ。。

すでに
「あとは野となれ山となれ」
といった心境。

お時間とご興味のある方は、
ビールと(師匠のバンドの)ブルースを
楽しみに来てください。



まぁさておき、今回は、
先週のハイライト、ということで。。


月曜日。
友人に誘われ、大野雄二さんのライブに、行ってきました。
ルパン三世、の人ですね。



ついでに、
大野さんだ。

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昭和的な、
リリカルさが
あるね。

懐かしい。






会場は、調布「さくらんぼ」。

初めて来ました。

というか、調布という街に来たこと自体、
初めてか、
あるいは20 年ぶりくらいだと思われる。

つまりは、
覚えていないほど、
縁がなかった、ということです。。

でもこのお店、
古き良き喫茶店、という風情で、
なんか懐かしい気持ちになるのです。

そこで、ジャズを、聴く。

いいな。




で、ライブ。


“Bye Bye Blackbird”

“Scrapple from the Apple

“On Green Dolphin Street”

“What is This Thing Called Love ? ”

…………。

懐かしい。
懐かしすぎる。。
モダン・ジャズ、ハード・バップ、ってやつ。
学生の頃に、
流行りの音楽なんかには目もくれずに、
馬鹿みたいに聴いてた音楽だ。。



“Love for Sale” は
やらなかったけど、
そして、
メンバーも違うけど、
こういう世界。

とにかく、
とにかく、、
と・に・か・く……!!

すっげー
久しぶりだったんだ、
こういうの聴くの。




で、生きてる。

音が、メンバーの間を行き交っている。
会話だ。
音による、会話。

まさに、ライブ・ミュージックなんだ。
忘れてた、
というか、意識していなかった、こういうの。。





で、木曜日と金曜日。

スウェーデンからやってきた3 人組、
ヴェーセンの日本公演。


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初日の共演者は、、、恐竜!!

なんとね。。

ナイト・ミュージアムでのコンサートだ。



そして、2日目(下の写真)は、

大正期の和洋折衷をとことん極めた、
本郷の求道会館での公演。

こうした会場選びのコンセプトについては、
ここでは割愛。
※『音遊人』次号のコラムを読んでね!!




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求道会館。

すんごい建築なのだ。


初日よりも
リラックスムード、
だったかな?

僕は2 階で観ていて、
音もすごくよかった。





ヴェーセン。
真ん中のウーロフが
弾いているのは、
伝統楽器。

そこで気付く。
僕が初めて
海外旅行に行った
ウプサラの博物館で、
実は見ていたのだ、
この楽器。

十数年ぶりの邂逅。。



で、やっぱり、生きていた。

この、音による会話感、強烈すぎる。。ハンパない。

そしてさ、
たった3人でやってるのにさ、
なんなんだ、このシンフォニックな響きは。。

本当に、響いているんだ。
マジックだね。



そして、、、セクシーだ。

大野さんの時もそうだったけど、
音が合うと、つまりは奏者同士の息が(極めて高いレベルで)合うと、
音楽はセクシーになる。

なんか、衣装が大胆だどうとか、そういうのとは別次元の、
生と生が絡み合い、
波長が合うことによってしか生まれない感覚。
セクシーとは、
(強烈に)生きている、ということなのだ、と思う。

そんなことを感じた、3つの公演だった。



土曜日の、代官山ヒルサイドテラスでのヴェーセンは観られなかったのだが、
なぜかというと、
農業を、やっていたんである。


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畝を作り、苗を植える。

畑仕事では、いちばん体力を使う、
つまりはキツい作業。

土を耕し、そして畝を作り、
地温を確保するためにビニールのマルチで覆い、
苗を植え、
必要があればさらにビニールで
トンネルをかぶせる。

キツい作業だからこそ、
みんなで息を合わせて作業することが、
重要になってくる。
なんか、音楽に似ているなァ。。



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朝から作業し、
一段落したところで、昼食。

収穫したての豆をはじめ、
畑で採れたものをいただく。

命をいただく。
これも、いわば、セクシーだ。

そう、農業って、
ある種、究極のセクシーといえるかもしれない。
生と直結しているし。




なんか、ライブだセクシーだなんだ、というのは、
実は、前回のときに書いた、最後のギターレッスンで、
みんなで一緒に演奏したときに、感じたこと。

いつも家で一人で練習していて、
そこで得られないものが、
合奏に、あった。

自分は下手なぶん、
ほかの人と音が合ったときに、
うわっ、何なんだ、このライブ感は!? と思ったのだ。
※自分がダメだから、
  セクシーには程遠い、けどさ、、トホホ。。

実ははるか前にも感じたことがあったかもしれないこの感覚。
とても尊いもので、
そして、だからこそ、手に入れたい、と思った。


と、いうことで、当分、目指せセクシー、というのが、
目標になりそうなんである。

…………。

目標達成(みたいなもの)は、何年先になるか、
というか、そもそも、
果たして生きているうちにできるのか、
まったくもってわかんないけどね。。

ガハハっ。

…………。

と、いうことで、今日はこれでおしまいです。


明日から仕事、という方も多いと思いますが、
皆さまにとって、
どうぞ素敵な一週間となりますように。