日本でも公開された映画『ブルー・ドレスの女』。
トレイラーが、あった。
デンゼル・ワシントンが探偵役だったのだ。
当時、レイモンド・チャンドラーとかロス・マクドナルドとかの
ハードボイルド小説に夢中だった私は、
黒人探偵が主役になった初の作品、ということで観にいったのだ。
日比谷か銀座の映画館。
そこで、冒頭で流れてきたのが、T-ボーン・ウォーカーの『ウェスト・サイド・ベイビー』。
ブルースといえば、アーシーで汗臭い、という認識しかなかった私は、
こんな都会的でオシャレなブルースがあるのか、と
衝撃を受けた。
もうジャズじゃん。
調べれば、
モダン・ジャズ・ギターの祖、チャーリー・クリスチャンとも親交があったとか。
この音を聴けば、さもありなん、である。
Stormy Monday とか、練習しているけれど、
これからもずっと手本にしたいギタリストのひとり、なのである。
あ、歌も。
とりあえず今日はおしまい。