土曜日に、ついに人前でギター弾いて、歌いました。
なんともお粗末ではあったのですが、
不思議と、もういやだ、という気持ちではありません。
というか、次も絶対出る！
と逆にやる気が出てきた、というか、楽しくなってきました。
また、お越しいただいた皆様、ありがとうございました。
もし次があるなら、
もうちょっとマシなものをお聴かせできると思います。
と、今日（正確には、昨日…）、師匠がその時のダイジェスト動画を
UP しているのに気付き、
だけど正面から見るのには気が引けて、
結局、エイヤッ、と見るまでに、
約10 時間と、ビール2 杯とを要してしまったヤマザキです。
皆さま、いかがお過ごしでしょうか。
…………。
でもやっぱり、自分の演奏は、見る、というか、聴くべきですね、ちゃんと。
わかりました。
自分に必要なものが。
また、半年前には何もできなかったんだよなぁ、と思うと、
ちょっと感慨深かったりもします。。
で、その問題の動画は、、コチラ！！
…………。
なんちゃって。
そんな、まだまだ人さまにお見せできるようなものではありません。
まぁとにかく。
その翌日、日曜日は、
ギタリスト・木村大のリサイタルを観に、東京文化会館に行ってきました。
奇しくも、またギターだ。
木村さんは、
最新号のギター特集で
インタビューも
させてもらった。
また、新譜『HERO』の
発売記念ライブも
観させてもらったのだ。
それは、コチラで。
写真は、
レコード会社さんの
屋上で撮らせてもらった。
いやぁ、青春だなァ（笑）。
『HERO』は、彼がリスペクトする
アーティストたちの楽曲を、彼がクラシックギター1本で
構築し直したカヴァーを集めたアルバム。
ただのカヴァーでは、ない。
メロディーやリズム、ハーモニーといった要素をもとに、
まさに再“構築” している。
だから、聴いていてものすごく新鮮だ。
そして、ジミヘン、ジェフ・ベックらをはじめ、
ロックの名曲が目白押しなのも僕にとっては嬉しいところだった。
『HERO』から。
この曲もライブで
やってた。
EL&Pの『賢人』。
ちゃんと、
「展覧会の絵」から
入ってくれるのが
嬉しい！！ w
ギターの先生でもある父の影響で
クラシックギターを始めた木村。
だけど、10代の頃にメタリカを聴いて、
ヘヴィ・メタルに目覚めてしまう。
インタビューでは、メタリカの話題でも盛り上がってしまったのさ。。
原稿には書いていない話。
彼が目覚めたのは、『メタル・ジャスティス』の頃で、
だけどそのうち、次作、俗に言うブラック・アルバムが出て、それを聴いて
落胆した、と。「最低だ」って。
確かに、ブラック・アルバムは、速くないもんね。
いままでと、違うもんね。
発表当時、伊藤政則さんが、「このアルバムのキモは、グルーヴだ！」
って言ってたのを思いだすなァ。
「今では、このアルバム、最高だって思いますけどね」。
うん。僕もそう思う。最高だ。
『メタル・ジャスティス』
の代表曲、“One” 。
トランボの
『ジョニーは戦場へ
行った』
にインスパイアされた
という曲。
思えば、この頃から
彼らのグルーヴ志向は
始まっていたのかも
しれない。
しかし、カッコいい！！
そして、
ブラックアルバムの
代表曲、
『エンター・サンドマン』。
明らかに前作とは
変わった。
グランジとか
出てきた頃だよね。
だけどいま聴くと、
やっぱりカッコいい。。
…………。
話が、逸れました。。
ちなみに、『HERO』に、メタリカの曲は、入っていません。
あしからず。。
で、ライブ、です。
いやぁ、よかった。
2月に観たよりも、格段に進歩しているのがわかるし。
曲は、当然、『HERO』からの曲が中心なのだけど、
実はちょっとした事情でアルバムに入れることができなかった、
『天国への階段』が、いいんだなぁ。。
さっきも言った通り、そのままカヴァーしているわけでは、ない。
曲の構成は、木村が練り直している。
で、そういう再構築の過程を経て、
しかもクラシック音楽をベースにした彼がやると、
より明らかになるのだ。
この曲って、やっぱり、クラシック音楽の伝統がある国だから生まれたんだ、と。
というワケで、
『天国への階段』。
ちなみにコレが
収録された“Ⅳ”、
いま聴くと、
トラッドの要素も
たくさん入ってて、
とても味わい深い。。
で、この曲、
カラヤンも褒めた、って
本当？？
これは、アルバムに入れられなかったぶん、
「ライブでは必ず演奏しますよ！！」
とのこと。
さぁ、コレが木村の手にかかると、どうなるか……。
ご興味のある方は、、、
この8月から9月にかけて木村大は
日本中をツアーする予定なので、ぜひチェックを！！
詳細は、コチラ。
と、いうことでした。
眠くなってきたので、この辺で、、
週の真ん中です。
どうか明日も、
皆さまにとって素敵な一日になりますように。
