これから、月に1～2 回のペースで、畝立てや種まき、草むしり、収穫、と、
いろいろ経験させてもらっていく予定です。
きっかけは、なんてことない。
農業を志してる友達と飲んでて、
こんどこんなのがあるよ、と聞いて、行く行く！ と。
そんなもんっす。
だから、農業で日本を変える！！
とか、
今の農薬ベタベタの野菜、そして、それを騙して売ってる輩に喝！！
とか、
そんなタイソウな志は、ありません。
まったくもって、プライベートなマター、なのです。
まぁでも、思うところは、あったんスよ。
今の雑誌の前にいた雑誌で、食べ物担当になっていて、
毎月、農家（生産者）さんを取材しにいったりしてた。
※伊豆大島で、塩を作っている方の取材で
いただいた、アシタバの天ぷらは、東京に出てきてから
食べた物のなかで、いちばん美味く、印象に残っているもののひとつ、です。
まぁ、それで得た経験が全く現在に活かされていない、
というものもあったし、
なんというか、
東京というクレイジーな街で、なんとなく流されて過ごし、
自分の物事に対する感覚が鈍くなっていくのが、怖かったんスね。
そう、怖かった、のです。小心者だから。
十年以上も昔、中古カメラ屋さんで初めて一眼レフのカメラを買って、
写真を撮り始めた時。
それまでなんとなく眺めていた風景が、
ファインダーごしに覗いた瞬間から、全く違って見えるようになった。
季節の移ろい、とかね。
だけど、そんな感覚も、いつしか鈍っていった。
※それも、なんだかんだ言って、自分がいけないんだけど。
だから、その時のカメラが、今回の農業だと言っても、差支えない。
そんなことです。
ギターを習い始めたのも、同じだ。
だけど、土に関するレクチャーを受けたあと、
（そこでショッキングな事実を知ったけど、
まぁ別の機会に、、）
畑を見学しに行ったら、
羽化したばかりのアゲハと出会った。
それだけで、感動だ。。
なんというか、
いままで眠っていた感覚が、
むくむくと起きあがってきたような感じ。
見るものすべてが、新鮮に映った。
まぁとにかく、これから自分にとって、新しいことが、始まる気がするのです。
続きは、その気になったら、こんど。
眠くなったので、今日はここでおしまい。
明日から、また新しい週が、始まります。
皆さまにとって、素敵な一週間になりますように。
