40→70 ギターでデビューする!

ヤマザキです。40歳でギターを始め、8年目に入ってしまいました(2021年現在)。無謀にも70歳までにデビューするという目標を立てているのだが、はたして……? 普段はライター業をしています。

ふたつの、ダブリン。

周りの人たちは、グラミーで大騒ぎしてる。

私もいちおう、チェックしようとは思うのだが、、
まぁ、後追い、でいいかな。。
でも、誰が何の賞を獲った、ってのは気にならないけど、
ライブパフォーマンスは、観ておきたい。

この前のスーパーボウルじゃないけど、
みんな気合いが入る場所だしね。。

というわけで、ヤマザキです。
皆さまいかがお過ごしでしょうか。


グラミーは後に回して、
今日は、現在上映中の映画、
アルバート氏の人生(Albert Nobbs)』を、観てきました。
あらすじやら何やらは、こちらを。
※ただし、、まぁ、いつものことながら、トレイラーの売り文句は、真に受けないことです。
  奇跡なんか起こんねぇし。。
  毎度のことながら、いつもズレてるよな。。
  奇跡って言っとけば、売れると思ってんじゃないの?


ここでのダブリン、19世紀のダブリンは、閉塞的。
※その辺の事情も、上記リンクに出てるよ。

なかばやさぐれて、アメリカに行ってしまうジョー・マキンスに象徴されるように、
まるであの手この手で、
人生を閉じ込めようとするかのようなダブリン。

だけど、アルバート・ノッブスは、そこで
忍耐に忍耐を重ね、人生を開放すべく、何十年も必死にやってきた。
あと一歩、だった。
最後の最後で、ちょっとねじれちゃうけど。。

そんなアルバートのひたむきさと、
彼(と、しておく…)のよき理解者となる、ヒューバートの優しさが、
どこまでも、観る者の胸を打つ。


何度も繰り返し観る、というより、
大事な時に、観たい。

あと、役者さんは、全員、良かったね。素晴らしかった。。

それでもって、最後の、
エンドロールで流れるシネイド・オコナーで、ノックアウト、だ。




ライブの動画が、
ありました。

これも感動だ、、












オマエには才能がある。
ロンドンに行っても、大成功するに決まってるさ。
大丈夫だ。オレたちが保証する…

いっぽうで、ダブリンの街が、自分を応援してくれているような気になるのが、
これもあらすじやらは、こちらで。


これも大事な時に観よう、と思っていながら、
結果、DVD を何年も放置してしまっていたのを、
昨日、引っ張りだしてきたのだ。


コレに関わった人たちは、ダブリンのことが、好きで好きでたまらないんだろうな。
映画には、悪いヤツは誰ひとりとして、出てこないんだ。
久々に観て、思った。


ヤマハは売れたからダメだ」
「ゴージャス」 ← 何気に、このシーンがめちゃ可笑しい。。
「コレを聴け」

それぞれひと言くらいしか発しない、街のオッサンたちも、
どこまでも優しくて、
主人公たちを温かく包みこむ。


イメージ 1


DVD のパッケージも
オシャレ。

主なロケ地の
Map もあって。

ちゃんと
フィル・リノットの像も
載ってるぞ!!






最後の、主人公の男(GUY、としておく? 主人公の男女2人には名前がついていないのだ)
の父親の眼が、泣かせるな。

自分を気にかけようとする息子の背中を強く押す。
ロンドンに行くなら、オレのことに構わず、すぐに行くんだ、
お前の歌は、絶対に売れる! と。

私も、高校生の時に、家業の大工を継ぐか継がないか、という話があって、
※「継がない」と言ったから、私はいま、ここにいるのだが……

その時のことを、思いだしてしまった。
あんなに優しい眼をした父親と向かい合ったのは、
結局、それが最初で最後になった。


とにかく、そんな優しさに溢れているんだ。
ダブリンによる人生の応援歌、だね。

で、この主人公2人による主題歌“Falling Slowly” は、
グラミー、じゃなくて、
アカデミー賞を受賞したのでした。



この動画、
映画のダイジェストにも
なってるな、、

男役のグレン・ハンサードは
自身のバンドThe Frames 
で、もうロンドンのみならず
世界中を回ってる。

タカミネのギターは、
彼の私物だ。

そう、この映画を観ると、
タカミネが
欲しくなるのです…


この“Falling Slowly” も、フレイムスのバージョンのほうばっか聴いてたから、
久しぶりにオリジナル(?)を聴いて、新鮮でした。



で、コレがフレイムスの。

フレイムスのサウンド
なってます。
※でも、
 彼女も参加してたかな?

入ってます。

このアルバムもいい!!





と、いうことで、今日はおしまい。

明日から仕事、という方も多いと思います。
今週もよい一週間になりますように。