40→70 ギターでデビューする!

ヤマザキです。40歳でギターを始め、8年目に入ってしまいました(2021年現在)。無謀にも70歳までにデビューするという目標を立てているのだが、はたして……? 普段はライター業をしています。

バウルを探して。

ロングフライトの前日は、徹夜して、
ヒコーキに乗ったらワイン飲んで爆睡! を基本にしてきましたが、
トシのせいか、今回は我慢できず、
家で少し寝てしまったヤマザキです。
皆様いかがお過ごしでしょうか。

さてさて、ロンドンにやってきました。
今回は出張バージョン(続くかどうかはわかりませんが……)です。

で、まずは着くまでの話。

成田からロンドンまでの約12時間、
爆睡もあるのですが、
それとともに、
決めていたのです。

バウルって、何? と言ってしまうと、
その答えはネタバレになってしまう、、なんとね。。

でもそう言っちゃってもしょーがないので、
チョー簡単にいうと、
バウルとは、バングラディシュに伝わる、吟遊詩人による秘密の歌。

ふとしたきっかけで、その存在を知った著者が、
実際にバングラディシュを訪ね、
さまざまな人と出会い、言葉を交わし、バウルとは一体何なのか、探っていく。

同時に、その旅が、自分の人生の中でどんな意味を持つのか、
また、自分という人間について
あるいは、都会に暮らす者の生き方について、
何らかの答え(? の、ようなもの)を探す物語であるようにも感じました。


そう、歌を探すといっても、
例えば民謡とかの研究みたいに、
それに学術的な意味づけを施す、といった類のもの、というよりも、、

「バウル」というキーワードのもとに集まった
登場人物たちが織りなす“イキアタリバッタリ”な冒険譚、の要素、
著者のアリオさんの私小説的側面、
※つまりは彼女の前著『パリでメシを食う』の、
  自分自身を主人公にした壮大なる続編、ともいえるかも、、

そしてバングラディシュという建国40年の若い国を
知るための入門書、的な感じにもなるのかなぁ、、


まぁどちらかというと、
ガチガチの音楽ファンのためのもの、というよりも、
僕たちの世代が、
これからどうやって生きていくか、
何を信じればいいのか、
そんなことを考えさせられる本だなぁ、と思いました。


と、いうことで、今回は爆睡せず(できず?)
途中、短い眠りを何度も重ねながらも、
『バウル~』を読み切ったのでした。



イメージ 1    


内容とはまったく
関係ありませんが、、
空、です。。















イメージ 2


機内では、
何年か前に観て
感動した、
ありましたが、
コレはみられなかった。

帰りは観られるかな?










まぁ、そんなところで、今日はおしまいです。
今週も頑張りましょう。