40→70 ギターでデビューする!

ヤマザキです。40歳でギターを始め、8年目に入ってしまいました(2021年現在)。無謀にも70歳までにデビューするという目標を立てているのだが、はたして……? 普段はライター業をしています。

役割、ねえ・・・

ちょっと油断していたら、2週間も放ったらかしにしてしまいました、、、

別に忙しかったわけでもなく、ただボーっとしていたのです。

前回の続きのような感じで進めると、
髪を切りに行ったら、
「いつも走ってますよね?」
と美容師のお姉さんに言われ、
「えっ? ああ、はい・・・・・・」
などとマヌケ面で応え、それ以来、走りに出ても美容院の前に来ると
ミョーに力が入ってしまうヤマザキです。 
皆様いかがお過ごしでしょうか?



さて、『ミュージック・マガジン』を買って、中村とうようさんの記事を読みました。
お亡くなりになる前の晩に「とうようズトーク」を書き上げたようで、
その締めくくりは読者への最後の挨拶、といえる内容になっています。
(詳しくは『ミュージック・マガジン』を買おう!)

あまりに切ないけれど、
これはとうようさんの、読者に対する最後の誠意、
なのだと捉えたい。


前に、中村さんは自分の役割が終わったと思ったのでは、、、
なんてことを勝手な憶測で書いたのだけれど、
業界の隅っこの隅っこの隅っこにいる立場としては、
じゃあ自分の役割ってのは何なのだろう? と思ったりもするのです。イッチョマエに。


中村さんが最前線でご活躍されていた頃とは、時代も違う。
今の日本では、よほどマニアックにならなければ、
たいていの音楽ソフトは手に入るし(マニアックの度合い、というのもあるが・・・)、
YouTubeもある(コレはでかい)。

そのレコードがいいとか悪いとか言うのも
個人の趣味に関することだし、またみんな耳が肥えているし、
なんかもういいんじゃないか、と思う(紹介、という意味合いではもちろん必要ではあるのですが)。
ま、自分にこれといった専門性とか得意分野とでもいえばいいのか、
そういったものが特にないのでそう考えるのかもしれません。
詳しい人はいっぱいいるし。


例えば、何年か前に、ライターさんに教えていただいた、
ウェスト・イースト・ディヴァン・オーケストラ。
パレスティナイスラエル、歴史によって引き裂かれた2つの地域の若者たちによって
構成されるオケをまとめるのは、ユダヤ系のダニエル・バレンボイム
(この前は韓国に来ていたけれど、もう帰ったのかな?)

その音楽が素晴らしいことはもちろん、
なんか、こういった、世界とのつながりとか、コンセプチャルであることが、
これからの鍵になるような気がしていて、
そういうのをしっかりと伝えることが大事なんじゃないか、と考えたりしています。

しかし、そういったことを考えれば考えるにつけ、
それを経済活動に繋げるアイデアが出てこないことに自分の無力さを感じるのです。

やはり、新しいことを始める人は、偉大ですね。
年を取れば取るほど、そう感じます。

なんかよくわからんなってきたので、今日はこの辺で。
いま聴いてる、エミルー・ハリスの今年出た新譜が終わったら、寝ます。