40→70 ギターでデビューする!

ヤマザキです。40歳でギターを始め、8年目に入ってしまいました(2021年現在)。無謀にも70歳までにデビューするという目標を立てているのだが、はたして……? 普段はライター業をしています。

ま、「間」、なのです(シャレではありません)。

今年もG1 CLIMAX が開幕してしまいました。

プロレスファンは、この業界最大のイベントに、本格的な夏の到来を感じるのでありマス。

誰が新日本プロレスで最強なのか? を決めるシングルのリーグ戦。
今年はフリー・他団体選手も含め、20名も参加。

昨日、今日の福岡国際センター2連戦で開幕し、14日の両国国技館大会まで、
熾烈な闘いが繰り広げられます。







 煽りV、コレを見ると行きたくなってしまう。。。











ということで、モーレツに行きたいのだが、
まだ両国をどうしようか決めかねているヤマザキです。お盆だしね。。。
皆様いかがおすごしでしょうか。


ところで、
「プロレスとは、相手がワルツできたらワルツ、ジルバできたらジルバを踊るのさ」
なんてキザな言葉、どこかで聞いたことありませんか?

・・・・・・ありませんよねぇ、そりゃあ。


これは、往年の名レスラー、ニック・ボックウィンクルが残した、プロレスについての名言でゴザイマス。

この前の記事で、強ければいいわけではなく、かと言って弱くてもいいかというとそうでもなく。。
なんてことを書きましたが、その真意を一言で表そうとすると、
このニックさんの言葉に行き着くのです。

ま、つまりは「間」、といえばいいのでしょうか。
一流のレスラーともなれば、誰もが自分の「間」というものを持っていて、
いかにその「間」に相手を引き込むかが、ある意味、勝敗にも増して重要になってくるのです。



 故・ジャンボ鶴田さんとの試合。
 ここではスロー・スターターの鶴田に
 奇襲をかけることで一気にペースを握りました。 
 いわば鶴田を“躍らせた”試合といえるでしょう。










いわば、自分の「間」で闘っている(ペースを握っている)ほうが、強く見える。
しかし、それを逆手に取り、わざと相手のペースで闘っているように見せて、最後に逆転勝ちを演出、
なんて手もある(昔のアントニオ猪木の試合が、その典型ですね)。

相手の間に合わせれば(ワルツにはワルツ)スイングして見えるし、
また逆に合わせないことで(あえてワルツにジルバ)、ピリピリとした緊張感も生まれます。

また、例えば、武藤敬司の試合は、最初はスローですが、
そのために、終盤の技の畳み掛けが、観客の目には異様にスピーディーに映る、なんてのもあります。
緩急をつける、というんでしょうかね。

とにかく、自分なりの「間」(個性と言ってもいいでしょう)を持っていることが、
大前提なのですけれどね。
それを身につけることが、レスラーにとって大事なのです。


う~ん、深い・・・・・・。
ニックさん、深すぎる・・・・・・。
この調子でいくと、また朝を迎えてしまうので、この辺で、、、




まあ、そんなこんなで、昨日はブラジルのシンガーソングライター、
JOYCEジョイス・モレーノ) のライブを観てきました。
丸の内の、コットンクラブに、初めての登場です。

今回のウリは、明日発売になるニュー・アルバム『Rio』の発売記念、というのもあるけれど、
もうひとつ、スペシャル・ゲストとしてミナス出身の人気シンガー・ソングライター
セルジオ・サントスの登場、というのがありました。初来日だそうです。

まずはジョイスが登場。えらく上手いバンドとともに、何曲か披露したあと、
一人だけで『Rio』からの曲を披露(そう、このアルバム、ソロなのです。名盤です!!)。
カエターノ・ヴェローソの『サンバがサンバであった時から』が白眉でした。
感動・・・・・・。


そして、サントスが登場。
ジョイスと共にアントニオ・カルロス・ジョビンの名曲『フィリシダージ』を歌います。
これまた感動・・・・・・。

バトンタッチして、今度はサントスが自信の曲を披露。
変幻自在の歌声に、微妙に混ざる陰りが、たまらなくクセになります。
これが“サウダーヂ”というものでしょうか。。。

最後はまたジョイスが出てきて何曲か。
そしてアンコールは2人で。
と、こんな感じで終わりました。
いいものを観た、、

今日から5日までは、ブルーノートでやるそうですよ。



さて、そこで気づいたのは、ジョイスをサントス、2人とも独特の「間」を持っているんですね。

ジョイスは見た目のエレガントさとは裏腹に、
リズムや歌のアクセントの付け方がとてもシャープ。まるで刃物のようにスルドいのです。

かたやサントスは、なんかユラユラと揺れるようなリズムで歌います。


そしてその2人で歌った前出の『フィリシダージ』、
なんか2つの「間」が合わさって、なんとも味わい深い、滋味な感じだったのです。
まあよくいう表現ですが、パレットの上で2つの絵の具が混ざり合って、
違う色になるようなんですね。。
もしくはブラジルの代表的料理、フェイジョアーダのような・・・・・・。

まあさておき、2人それぞれもよかったけれど、せっかく2人一緒に来たのだから、
もっと2人の共演が観たかったよなぁ、というのが正直なトコロだったのである。

そんなこんなで、今日はこの辺で。
あっ、今日のG1の試合結果、チェックせねば!!

それでは。おしまい。