「何がやりたいんじゃコラ！」
「何かコラじゃコラ！！」
「何コラ！ タコ、コラ！！」
・・・・・・。
今日は日曜日だというのに、いきなり汚い言葉でスミマセン。
この、プロレスファンにはもはや伝説となっている
なにかとカバーされる機会が多いことに、
いちプロレスファンとして、ちょっとした嬉しさと気恥かしさが入り交じった
まるで文化の十字路的な戸惑いを隠せないヤマザキです。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
あ、いちおう、「何のこと言ってんだかわかんねーよ」とか、
ちょっと気になっちゃった、なんて人（いるのか？ 果たして・・・・・・）のために、
コレがオリジナルです。
↓
そして、代表的カバー例（AKBの若手。名前は忘れました、、
ちなみにこっちのほうがセリフ聞き取りやすい）
↓
ま、こういうのは、どれだけその気になれるかが勝負ですね。
その気になってやらないと、どうしても「やらされてる感」が出てしまうモンです。
ちなみにヤマザキも、原稿書いたりするときは、
なるべくその気になるようにしています。
というか、原稿なんて、その気にならないと書けません。
たぶん「書かされてる感」が出ているものは、その気になってない、つまりは「ノッてない」ものなのでしょう。
何がやりたいんじゃ、コラ！ って感じ。
・・・・・・失礼いたしました。
ところで、昨日は、クラシック的ちょいイケメン？ な3人組、
TSUKEMENのコンサートに行ってきたんであります。
トッパンホール3days（！）の2日目。おそらく今頃は最終日の真っ最中のはずです。
そう、ここでお気づきの方も多いかとは思いますが、
彼ら、人気者なんです。トッパンで3日間なんです。ちなみに去年は2daysでした。増えてます。
お客さんは圧倒的に女性です。
去年はお子様連れが多かった印象がありましたが、今年は子供が減った代わりに、
若い女性客が増えていました。
彼らは「メンバー全員が音楽大学出身のヴァイオリン２本とピアノによる音楽ユニット」でございます。
つまりは、クラシック音楽のフォーマットで、リスナーに分かりやすい曲を、
わかりやすい演奏で聴かせることで、クラシックへの興味を持っていただこう、というコンセプトなんですね。
そう、こういうユニットは、「わかりやすさ」が命。
そして、親しみやすいキャラクターと、ファンサービスが命なのです。
それで、ファンにとっては、演奏のみならず、曲の合間のMCもコンサートを観る楽しみのひとつ。
“TSUKEMEN”誕生の秘密、それぞれの自己紹介、
複数回コンサートを観ている人間にとっては、もはや「お約束」のMCがあるのです。
昨日気づいた、彼らの人気の秘密、それが、
そういったMCに“やらされてる感”を感じなかったことでした。
つまり、その気になってるんでしょうね。
別に、クラシック音楽界のこういう系の先輩方のように、
特別に話術が上手いとか、そういうことは微塵も感じないのですが、
とにかく今日集まってくれた方を、演奏以外でも（演奏がしっかりしているのは、プロなのだから当然です）
楽しんでもらいたい、つまり“TSUKEMEN”を楽しんでもらいたい、
という気持ちがひしひしと伝わってきました。
アンコールで客席に降りて演奏したりとか。子供たちにアメあげたりとか。
ベタだけれども、ファンにとっては嬉しいよね。
まあ、一生懸命感、というヤツでしょうか。
ファンの方は、こういうところに惹かれて、また次回も足を運ぶのでしょう。
まだデビューして3年、みんなで一緒に成長していくのを実感できる、というのもあるのでしょう。
最近はドラマの音楽を担当したり、また昨日も某テレビ局の方が来てたりして、
露出も増えるのではないでしょうか。
会場入口です。終了してすぐですが、皆さん帰らずに、CD購入者のための
サイン会におしかけているため、静かなモンです。
そんなこんなで、終わります。
明日はコットン・クラブに行きます。
それでは、また。
おしまい。
