40→70 ギターでデビューする!

ヤマザキです。40歳でギターを始め、8年目に入ってしまいました(2021年現在)。無謀にも70歳までにデビューするという目標を立てているのだが、はたして……? 普段はライター業をしています。

ハンプトン・ホーズが弾く〝Killing Me Softly with His Song〟

先日に続いて、押し入れから出てきたレコードからの話。

guitar-itsuka.hatenablog.com

 

ハンプトン・ホーズ『At The Piano』。

f:id:yamazaki410:20210103213807j:plain

ホーズはビバップ期から活躍したジャズ・ピアニストで。本作はベースにレイ・ブラウン、ドラムにシェリー・マンを迎えたトリオで、1976年に録音されています。

僕は、1 曲目にロバータ・フラックの〝Killing Me Softly with His Song〟が収録されていたので買ったと記憶しています。高田馬場レコード屋さんだったかな? 

 

youtu.be

果たしてどんな感じでカヴァーしているんだろう? と思って聴きましたが。

うーむ。

僕的にはそんなに好きにはなれないのが正直なところ。スリリングな演奏が、オリジナルの歌心とシンクロしていないというか、これだったらほかの曲でもいいじゃん? なんて思ってしまいました。

この翌年に、ホーズは亡くなってしまうのですが、いまこのアルバムジャケットを見ると、彼の表情が切なすぎるというか、、決して楽しそうには見えません。

彼の本領は、もっとスインギーなところにあったのでは、と思ったのでした。

本人はどう思ってこの曲をプレイしていたんだろう。