今日は、あるアーティストのインタビューでした。
その方は、ものまねも人気を博していて、ライブには外せない芸のひとつとなっています。
そのことについて伺ってみると。
「いや、自分は特にものまねで評価されたいとは思っていないんです。ただ、自分が大好きな人たちだから、ものまねをすることでリスペクトの意を表すんです。『この人のまねができそうだから』と思ってやっているわけでもありませんし」
そして。
「ものまねもひとつのコピーですよね。みんな、その人が影響を受けたアーティストの香りが、音から感じられるじゃないですか。それと同じだと思います」
あぁ。
なるほど。
そう考えると、その方の活動内容というか、レパートリーにも納得ができたのでした。
ものまねもひとつのコピー。
そして、曲のコピーもリスペクト。
コピーは、ひとつの愛のカタチ……。
冷静になって考えれば、至極当然のことなのですが、自分はここ最近、練習する曲に関して、自分なりのバージョンにすることばかり考えてていて、曲やアーティストに対するリスペクトが希薄だったかもしれません。自分を表現するための素材としか考えていないような。。
いや、リスペクトの気持ちはあるのだけれど、それを上手くアウトプットする方法を作るだけのアイデアやスキルが追いついていない、というのが正しいのかもしれません。
実際、自分が聴くときも、コピー的なバージョンよりも、自分なりのアレンジを施しているカヴァーのほうが、オリジナリティが感じられて好きですし。
とにかく、自分なりのアレンジを加えずにコピーする、ということもひとつの愛情である、ということに改めて気づかされたのでした。
ベタな言い方だけど、必要なのは愛、ですね。
そして、自分の場合は練習あるのみ、ですな。。
そういえば、この VOX の StompLab 、何年か前に楽器店でバーゲン状態だったのでつい買ってしまったのだけど、これもいろんな曲の音をイメージしたエフェクトがプリセットで入っている。買ったはいいけど使いこなせなくて、しまったままになっているけれど、今度出してみようかしら。