40→70 ギターでデビューする!

ヤマザキです。40歳でギターを始め、8年目に入ってしまいました(2021年現在)。無謀にも70歳までにデビューするという目標を立てているのだが、はたして……? 普段はライター業をしています。

Eddi Reader

なんか『キャデラック・レコード』で
暴走しそうなので、ひと休み(っつーか、まだ続ける気だったのかよ・・・・・・!?)


昨日は、スコットランドの歌姫エディ・リーダーのライブを観にビルボード
(N崎さん、T橋さんに感謝)。

セットは最新作『Love Is The Way』からの曲を中心に、
ロバート・バーンズの曲や、懐かしのフェアーグラウンド・アトラクション時代の曲も
織り交ぜて、アットホームな感じで進んでいった。


そう、アットホーム。
エディの声は以前と変わらぬ艶を持ちつつ、そのうえに程よく年輪を重ねた感じ。
しなやかな身のこなしも、大人だ。
バンドメンバーのリラックスした演奏もあいまって(みんなよかったけど、
私にとってはドラムのロイがよかったなあ、柔軟で。スティックを使ったのは
『Willie Stuart』の後半のみ!)、ビルボードのオシャレなステージ上が、
まるでパブの一角か、スコットランドの田舎の一軒家の居間になったかのように見えた。
気心の知れたメンバーだけでが集まって、
エールでもちびりちびりやりながら、
好きな音楽をワイワイガヤガヤ、「せーの」で始めるような・・・・・・。
部屋には子供だっていて、そのうち楽器を習いだす。
そんな感じ。


よく“音楽と映像のコラボレーション”なんていって、
音を聴きながらスクリーンの映像作品を見るようなライブもあるけれど、
そんなことしなくたって、その場の景色を変えてしまうパフォーマンスもある。

心地よい音楽は、聴く人の心を旅に誘ってくれるのだ。


たぶん、昨日のようなステージは、彼女の現在できること、やりたいことが
自然なカタチで表現できたものだったんだろうなあ。ブレてない。
お客さんも温かかったと思う。最高でした。

あとは、すんごく贅沢な願いだけど、『Simple Soul』とかも聴きたかったなァ。



あ、そういえば、『Perfect』まで聴けるとは思っていなかった
(というか、もうソロの曲だけで十分満足でした)。
もう元フェアーグラウンド~、なんて肩書きいらないんでない? 
と思ってしまうのは私だけか。



昔、大学でジャズのサークルにいたころ、
ボーカルの子たちの間で人気曲のひとつだったような気が。『Perfect』。
ちなみにほかには『All of Me』や『Summertime』といったスタンダード、
あ、あとモニカなんとかで有名な『ワルツ・フォー・デビィ』(伴奏が大変だろ!)、
『素顔のままで』に代表されるビリー・ジョエルもの、
『You are the Sunshine of my life』に代表されるスティーヴィー・ワンダーもの、
SADEなんて歌ってんのもいたな。
あとディープなところでトム・ウェイツとか。

そんなことも思い出してしまいましたとさ。
おしまい。