昨日の『キャデラック・レコード』の続き。
映画そのものは期待ハズレだったけれど、いろいろ考えられたのはよかった。
マディ「稼いでいるのはオレだ」
レン・チェス「オレがチャンスをやった」
マディ「“Hoochie Coochie Man”の印税は?」
レン・チェス「払っただろ、このキャデラックで。新車だぞ」
こんなシーンがすべてではないのだけれど、
音楽がビジネスになると、まあだいたいこうなる、というシーン。
音楽(芸術一般に広げてもいい)は一体誰のもの? と考えたら、
リスナーにとっては「それを必要としている人のもの」、
パフォームする側からしたら、「自分のもの」となるのだろう。
まあお金に困ってなければ、「みんなのもの」なんて
聖人みたいなことを言えるかもしれないけれど。
最近よく考えるのは、芸術とビジネスのバランス。
…と、もうこんな時間だ。。
また今度。