40→70 ギターでデビューする!

ヤマザキです。40歳でギターを始め、8年目に入ってしまいました(2021年現在)。無謀にも70歳までにデビューするという目標を立てているのだが、はたして……? 普段はライター業をしています。

ブリテンとオールドバラ、そしてピーター・グライムズ。

突然ですが、、
オペラ『ピーター・グライムズ』の子役、
ただいま絶賛オーディション中!!
イメージ 1


階段を上るとバルコニー
があるのですが、
その奥の部屋で
行われていたようです。














ここは、ロンドンから北東に向かって、
電車で約2時間、さらに車で30分ほどの、
サフォーク州オールドバラ。

この町にある、スネイプ・モルティングスという、
19世紀に建てられた麦芽の製造所を、
コンサートホールやスタジオなどに改装した場所。

ここは、毎年6月に行われる、
オールドバラ音楽祭の、メイン会場となる。

今日は、ライターさんと一緒に、朝早くにロンドンを出発する
プレスツアーに参加してきたのです。


音楽祭を始めたのは、
サフォーク州出身で、オールドバラで人生の大半の時間を過ごした
20世紀イギリスを代表する作曲家、ベンジャミン・ブリテン
歌手でありパートナーでもあった、ピーター・ビアーズとともに。

そして今年の目玉は、
彼の代表作のひとつであるオペラ『ピーター・グライムズ』なのだ。

ブリテンおよび『ピーター・~』については、
昨年、公演を行った新国立劇場の特設ページをどうぞ。


若い音楽家の育成にも力を入れていたブリテンとビアーズ。
スネイプ・モルティングスには、
彼らが設立した、若者のための教育施設も入っています。


イメージ 2


これは、
作曲家と歌手、そして
詩人が参加する授業。

詩人が作った歌に、
曲をつけて、歌う。

そして、それを
オーケストラ用に
編曲したら?
というような
ディスカッションも。







イメージ 3



メインホールでは、少年クワイアのレッスン中。
壁はレンガ造りで、
天井は木造なのだが、
ここ、音の響きが、すごくいい。。

いつかここで
コンサートを聴いてみたいな、と
マジで思った。

んまぁ、6月の音楽際に来なさい、と
言われればそれまでなのだが……うむぅ。。
















さてさて、先ほど目玉と書いた『ピーター・グライムズ』、
なぜ目玉かというと、

それは、上のメインホールを出て、
なんと、砂浜でやってしまうのだ!
名付けて “Grimes on the Beach”!!!!
※どんな舞台になるかは、ここではまだ言うことができません。。


ということで、話は前後するのですが、
ツアーは、その、舞台となるビーチからスタートしたのです。


イメージ 4


と、いうことで、
オールドバラのビーチ。

……。

そりゃあ、今日は
2月だし、とてつもなく
寒かったけど、
本番は6月ですから。。









イメージ 5

ちなみに、
今日のツアーバス

ブリテンが生まれた
ローストフトという街
(ここのすぐ近く)で
50年以上前に
作られたシロモノだとか。

かわいい顔だけど、
乗り心地は、、
想像にお任せします。。

※音楽祭本番には
 使われません。




と、いうことで、
今年はベンジャミン・ブリテン生誕100年、のアニバーサリー・イヤーなのです。
ワーグナーヴェルディだけではなかった!!

まぁとにかく、今年はオペラな1年になりそうですね、ということで。

眠くなってきてしまったので、この辺で。。

あ、オールドバラとブリテンにご興味を持たれた方は、
よろしければ音楽祭のサイトも。

明日はロンドンを離れます。