突然ですが、、
オペラ『ピーター・グライムズ』の子役、
ただいま絶賛オーディション中!!
↓
階段を上るとバルコニー
があるのですが、
その奥の部屋で
行われていたようです。
ここは、ロンドンから北東に向かって、
電車で約2時間、さらに車で30分ほどの、
サフォーク州オールドバラ。
この町にある、スネイプ・モルティングスという、
19世紀に建てられた麦芽の製造所を、
コンサートホールやスタジオなどに改装した場所。
ここは、毎年6月に行われる、
オールドバラ音楽祭の、メイン会場となる。
今日は、ライターさんと一緒に、朝早くにロンドンを出発する
プレスツアーに参加してきたのです。
音楽祭を始めたのは、
サフォーク州出身で、オールドバラで人生の大半の時間を過ごした
20世紀イギリスを代表する作曲家、ベンジャミン・ブリテン。
歌手でありパートナーでもあった、ピーター・ビアーズとともに。
そして今年の目玉は、
彼の代表作のひとつであるオペラ『ピーター・グライムズ』なのだ。
ブリテンおよび『ピーター・~』については、
昨年、公演を行った新国立劇場の特設ページをどうぞ。
スネイプ・モルティングスには、
彼らが設立した、若者のための教育施設も入っています。
これは、
作曲家と歌手、そして
詩人が参加する授業。
詩人が作った歌に、
曲をつけて、歌う。
そして、それを
オーケストラ用に
編曲したら?
というような
ディスカッションも。
メインホールでは、少年クワイアのレッスン中。
壁はレンガ造りで、
天井は木造なのだが、
ここ、音の響きが、すごくいい。。
いつかここで
コンサートを聴いてみたいな、と
マジで思った。
んまぁ、6月の音楽際に来なさい、と
言われればそれまでなのだが……うむぅ。。
さてさて、先ほど目玉と書いた『ピーター・グライムズ』、
なぜ目玉かというと、
それは、上のメインホールを出て、
なんと、砂浜でやってしまうのだ!
名付けて “Grimes on the Beach”!!!!
※どんな舞台になるかは、ここではまだ言うことができません。。
ということで、話は前後するのですが、
ツアーは、その、舞台となるビーチからスタートしたのです。
と、いうことで、
オールドバラのビーチ。
……。
そりゃあ、今日は
2月だし、とてつもなく
寒かったけど、
本番は6月ですから。。
ちなみに、
今日のツアーバス。
ブリテンが生まれた
ローストフトという街
(ここのすぐ近く)で
50年以上前に
作られたシロモノだとか。
かわいい顔だけど、
乗り心地は、、
想像にお任せします。。
※音楽祭本番には
使われません。
と、いうことで、
今年はベンジャミン・ブリテン生誕100年、のアニバーサリー・イヤーなのです。
まぁとにかく、今年はオペラな1年になりそうですね、ということで。
眠くなってきてしまったので、この辺で。。
あ、オールドバラとブリテンにご興味を持たれた方は、
よろしければ音楽祭のサイトも。
明日はロンドンを離れます。