前回の続き、です。
コード進行をさらい、キーの見当をつけたところで、じゃあバッキングはどうしようか、となるわけです。
今回は、なんとなく、ではあるのですが、どちらの曲もアルペジオでやりたいな、という気持ちがありました。
このギターは渋谷のジャズギター専門店〝WALKiN〟のオリジナルなのですが、ネックがしっかりとしていて、私のような手の大きい人間でもアルペジオがしやすいのです。
それに、今回の曲はアルペジオが似合うような気がするのです。
アルペジオというのは、(うまくいけば……)ギター(あるいはピアノ)でオケと同じような効果を出せる魔法のようなものではないか、と常々思っています。
まず〝All Through The Night〟
この、裏拍を強調するような、またイントロの1度と5度が交互に繰り返される感じ(ここがカントリーっぽいかな、と思うのですが)、ここをアルペジオで表現できると(そして上手くいくと)、ちょっとお洒落にできそうな気がする。
そして〝Cold Cold Heart〟。
別の曲だけど、〝I'm So Lonesome I Could Cry〟をケブ・モ がやっているのですが、そこでやっているアルペジオのパターンを応用できると、少し洗練された感じにできるではないか、と。
ということで、昨日も今日もそこを念頭に置いていろいろ試していました。
と、その途中で、ただ気分でアルペジオをやっても、それが曲を支配するリズムとちゃんと合ってないと意味がない、ということに気づいたのでした。
まだまだ道は長い、、