40→70 ギターでデビューする!

ヤマザキです。40歳でギターを始め、8年目に入ってしまいました(2021年現在)。無謀にも70歳までにデビューするという目標を立てているのだが、はたして……? 普段はライター業をしています。

音楽の世界地図


一昨年に訪れた、ドイツはハンブルク

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記念博物館のある通り。

ブラームスをはじめ、
楽家
多数産みだした街。







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博物館には、
作曲家が使っていた
ピアノをはじめ、
いろんな資料が
展示されている。

あ、ここは生家とか、
そういう類のものではない。

芸術を愛する方たちが、
ボランティアで
切り盛りしている。




で。
この、ブラームスの記念館の隣の建物を、
テレマンの記念館にする予定、
と、記念館の方がおしゃっていたのを、思い出したのだ。


オルグ・フィリップ・テレマン(1681-1767)。

エルベ川沿いの街、
マクデブルクで生まれ、後世はハンブルクで過ごした作曲家。
(だからハンブルクに記念館ができるのだ)
バッハやヘンデルともお友達だった。
実のところ、当時のドイツでは、
バッハよりもずっと人気のある作曲家だったのである。


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そのテレマンの、
『世界の音楽地図』を、聴いている。

昨日の「音の地図」に、
触発されてしまったのだ。。

これは、数多あるテレマンの楽曲の中から、
音楽学者のアドルフ・ホフマンが
編集構成し、
さまざまな国の音楽を集めた
一大組曲としたもの。







世界、とはいえど、当時はまだそんなに隅々まで知られているわけではなく、
組曲にはアフリカやアメリカも出てきはするが、
ほとんどはヨーロッパ諸国、そしてトルコまでが中心。
だって、当時は
ドイツだって、いろんな国の集合体だ。

そのサウンドは、
今で言う “ワールドミュージック” と呼ばれるものとはほど遠く、
バロック音楽の枠の中での“○○風” といった趣。
統一されたトーン&マナー、
とか言うんですかね、、

でも、それが、いいのだ。。

決して生々しくはないけれど、どこかほのぼのとしていて、
ムジカ・フィオリータの小気味良い演奏とともに、
ホッとするのだ。

なんか、タンゴとかいって、
世の中が隅々まで明らかにされちゃうより、
テレマン なんちゃってタンゴ” みたいなのが
想像力をかきたてるファンタジーのようでいいような気も。。
※あ、このアルバムに「タンゴ」は入っていません。
  タンゴ自体も、
  この時代にはまだないと思われ、、

なんちゃって。

おしまいですわ。
明日はまた会議だが、、どうなることやら。

皆さまにとって、明日もステキな一日になりますよう。。