さて、今日はプロレスネタ自粛のヤマザキです。
別にネタがないわけではありません。むしろあり過ぎて困るくらいです。ないのは時間なのです。
まあとにかく、皆様いかがお過ごしでしょうか。。
ということで、今週続いている日曜日の買ったCDその3です。
ジャン・フィリップ・ヴィレ・トリオ「POUR」を聴いております。
日本のジャズ界が誇るレーベル、澤野工房からの1枚です。
サワノというと、ちょっと小粋でオシャレなヨーロピアン・ジャズ、という印象もありますが、
これはその中でもかなりスルドイ部類に入ります。
そう、まるで武藤敬司のシャイニング、、
はっ、今日はプロレスネタ自粛でした・・・・
続けます。
普通、ジャズといって一般的なのは、まず曲のテーマをみんなで演奏して、
その進行に沿ってアドリブを回していく、という演奏パターンです。
つまりアドリブの切れ目みたいなものがない、ピアノ、ドラム、そしてコントラバスのシームレスな
インタープレイが一曲を通して続けられるのです。
曲はほとんどがオリジナルです。
時に夢見るようにリリカルに、そして時に闇夜を切り裂くかのような鋭さを持って、
聴く者にスキを与えない彼らの演奏にかかったら、
アルバム1枚、50分弱などあっという間に過ぎてしまいます。
そこに、“黒さ”はありません。
まるでバロック音楽がジャズというフォーマットによって生まれ変わったかのような音世界。
ヨーロピアン・ジャズといったら、
私はまず、このトリオの名を挙げたくなるのです。
アメリカが生んだジャズという音楽に対する、ヨーロッパからの返答ってヤツでしょうか。
サワノで言ったら、あとピアニストのジョヴァンニ・ミラバッシかな。
夜中に部屋を真っ暗にして聴きたいんであります。
ということで、今日はこのへんで。
明日は飲み会、、
5日ぶりくらいに酒飲みます。
あ、ちなみにこのディスクについては、こちらで清書しました。
ひっそりと、、、また作ってる途中ですが、、、