オールドバラからの帰りの列車の中では、
ミルカ先生のチェコ講座が、始まっていたのだ。
ブルノ生まれのミルカ先生は、
サイトウキネンでチェコ語オペラの発音チェックなどをしているのだ。
※ヤナーチェクかな?
東京に2日滞在したあと、松本で2週間、そして京都や飛騨高山で数日過ごすという、
来日中は素敵な日々を送っている先生なのです。
「ワインが好きなら、プラハにおすすめのワインショップがあるから教えてあげる」
私のノートには、プラハの住所やら地図やらが、
どんどん書き込まれていったのである。
「ZELENY VELTLIN って言えば、オーストリアでいう
グリューナー・フェルトリナーだから、美味しいわ」
えー、、
私のノートです。
ホンモノ、です。。
先生の書いてくれた
リストがギッシリ!
私「実は、モラヴィアに行ってみたいんです」
先生「あら、ぜひ行きなさい。素晴らしいところよ。ちょっとノート貸しなさい、
行くべきところのリストを作ってあげる!」
私「温泉に行きたくて」
先生「どの温泉? チェコにはもう数え切れないほどの温泉があるわ」
私「えっと、ホラショヴィツェじゃなくて、、、あの、ヤナ―チェクの……」
先生「あぁ、ルハチョヴィツェ!! ヤナーチェクはあそこが好きだったのよねぇ」
「ところで、スロヴァキアには興味ないの?」と先生。
いやぁ、行ってみたいっすよ。
「ブラチスラヴァはとても美しい街だし、オーケストラも素晴らしい。ぜひ行きなさい」
あとライターさんとは音楽の話をして、と、、
そんなうちに、列車はロンドン・リヴァプール・ストリート駅に到着したのでした。
と、いうことで、
リヴァプール・ストリート駅。
今回、初めて利用しました。
空港からの列車が着くパディントンと比べて、
天井が高いかな、、
はい、ということで、ようやくオールドバラ、終わり。
いまはアイルランドのダブリンに来ているので、
次からは、そのことにしようと思います。