40→70 ギターでデビューする!

ヤマザキです。40歳でギターを始め、8年目に入ってしまいました(2021年現在)。無謀にも70歳までにデビューするという目標を立てているのだが、はたして……? 普段はライター業をしています。

続きませんでした。

この前、「続きは明日書きます」なんていって、結局1ヶ月がすぎてしまいました。

トシをとると一か月前のことは忘れます。
なので、今のことを書きます。

先週の日曜日は、原稿を終わらせることができなくて、
プロレスリング・ノア有明コロシアム大会に行くのをあきらめた。
(一週間前のことは覚えてます。かろうじて・・・)

なので、今週の都響&アラン・ギルバート、フランク・ペーター・ツィンマーマンの公演は、
つい3日くらい前に知ったのだけど、行きたかったのだ。
アラン・ギルバートは、40代の若さでニューヨーク・フィルハーモニック音楽監督
就任した、いま注目の指揮者。ちなみに、日系である。
今でてるクーリエ・ジャポンの、「リーダーの資質」みたいな特集でもフィーチャーされていた。
偶然だけど、都響はこの前取材でお世話になったばかり。

まあとにかく、チョーギリギリのタイミングで当日券をGETし、
無事に一曲目から観ることができたのである。

曲目は、

いやあ、ブラームスなんて、チョー久しぶり。
純粋に音楽が聴きたくなって、というものチョー久しぶり(これはどうかと思うが・・・)。
まあとにかく、演奏会は始まったんである。

一曲目、ハイドンバリエーション。
ギルバート、デカい身体で踊るように指揮してる。
木管の響きが馥郁でいいね、という印象。

二曲目、ベルクのコンチェルト。
曲も初めてだし、ツィンマーマンも初めて。
もちろん、ツィンマーマン、素晴らしい。でも、今回は金管のカッコよさに注目。
ハッつするようなフレーズが、鋭く切り込んでくる。
今度ちゃんと聴いてみよう、と思った。

ツィンマーマンは、アンコールでバッハの無伴奏ソナタを披露。
もう言葉が出ません。凛として、透き通ってる。。。
これは今回の震災での鎮魂の意味もあったとか。
ギルバートも日系だけあって(母親が日本人)、今回の公演は特別だ、みたいなことを
都響のサイトの動画で言ってたけど、
こういうのは会場に来てくれた人に直接言ってほしいなあ。
そうでないと伝わらん。
プレ・コンサート・トークみたいな試みは、やっぱり大切だ。
この日、初めてクラシック音楽の演奏会に来た、という人もいるんだろうから。

演奏以外でも、外の世界と繋がる何かが、必要なんだと思う。
最近は特に。
これからのテーマじゃないかなあ、「繋がる」ということ。

それで、ラストのブラ1。
おお、この曲、こういう構成になっているんだ、主旋律の裏でこんなフレーズが、、、
と、曲の輪郭が鮮明に聞こえ、かつ、いくところはエモーショナルにガッツリいくという、
まあつまりは熱演だった、ということで。
なんか、弦のセクションが、初めて観たときのLSOとダブった瞬間があって、
それはスゴいことなんだろうなあ。

うーん、やぱpりクラシックはライブだね、というのが今日の素直な感想。
そして、やっぱシベリウス聴きたいなあ、ライブで。

おしまい。