南フランスを出発し、ピレネー山脈を越え、
スペインはガリシア地方の
巡礼の道。
たどり着いたとされる、
当時の“世界の果て”。
中世の、その旅すがら、
旅人が聴いたであろう、曲の数々が、
再現される。
天から降りてくるような教会音楽があったり、
地を這うように響く通奏低音にダンサブルな旋律が乗る曲があったり
(いわゆる“ケルト的” なもんでしょうかね)。
神を祝福する歌があったり、
自然の中で都会生活の喧騒を憂う歌があったり。
個人的にはコルネットの柔らかい音色に癒されるのであった。
そして。
レッドベリー(レッドベター)。
口頭で伝えられていた
アメリカ南部の地方民謡をベースに、
ソフィスティケイトされた
楽曲を多数録音した(された?)。
コレは廉価盤のベストだが、、
12弦ギターが、カッコいい。
代表曲のひとつ、
“Midnight Special”。
ブルースもゴスペルも
カントリーもない。
それにしても、滋味だ。
滋味すぎる。。
いまのポップスとか、ロックとか、
この2枚みたいのを聴くと、もっともっと面白くなるんでないかな、
と思った次第。
今日の会議(予定の2倍の時間を費やしたのだが…)で、
これにつながるような企画が作れそうなので、
書いてみた。
ということで、今日はおしまい。
ゴハンを、作る。
明日は、畑に行って、音楽を聴き、飲む。。
皆さまにとって、ステキな週末になりますよう。。