昨日の続き、というわけでもないのですが、書いていたら思い出したので。
以前、訪れたギターリペア & 中古のお店で店主が言っていました。
「楽器屋さんって、だいたい夜 8 時まで。それだと仕事してる人はなかなか帰りに寄れないよね。だから、僕はここを夜中までやれる店にしたいんだよね。お酒とかも飲めて、音楽談義できるの」
普通の楽器屋さんはどうしても「売らんかな」になってしまうから、なかなかそういうことはできない、とも。
「既存の楽器屋がそうだと、みんな買うとき以外に行かなくなっちゃうよね。別に、音楽の話をしたくなったから行く楽器屋があってもいいじゃん。そこにたまたまいた人とセッションしちゃうとかさ。そういう場所は、夜 8 時で閉店じゃあ無理だよなぁ」
あぁ、そういうふうに考える人もいるんだ、と思いました。
確かに、大手の楽器屋さんだと、店に入って最初に目に入ったギターがたまたまレスポールだったというだけで「レスポールでお探しですか?」とか言ってきて、イラっとすることあるしな。「いろいろ見てるので、何か気になるのがあったらこっちから声かけます。ありがとう」と答えるようにしているけれど。
ギターは、例えばいわゆるコピーモデルで、エントリーモデルでも 2 ~ 3 万円はする。ギターで 2 ~ 3 万円といったら安いけど、決して「たった」で済ませられる額ではない。僕も接客業だったことがあるから分かるけれど、接客する側は金銭感覚がマヒしちゃうんだよなぁ。ノルマ的なものとかもあるんだろうか。っつか、ギターに限らず、優秀なスタッフは入店 5 秒で声かけることはしないよな(笑)。特に何万円もするものを扱ってるショップでは……。
話がそれました……。
まぁ、ギターがある空間ということで、こういう考え方もあるんだ、と思ったのを覚えているので、ここに記しておこうと思った次第で。
全然関係ありませんが、昨日はこのストラトモデルを久々に弾きました。やっぱりネックが握りやすいから、早く生き返らせたいなぁ。。