ボローニャでラグーのタリアッテレ、いわゆるボロネーゼのパスタを食べました。
お腹を空かせていたので、がっつくように食べてしまいました。いやぁ、美味い。パルミジャーノチーズをたっぷりとかけて。
と、その時、どこからか「マイ・ウェイ」のメロディが、聞こえてきました。広場の近くのリストランテだったので、広場で誰かが演奏しているのでしょう。マンドリンだな、これは。
そういえば。
ベネツィアでも聞いたぞ、「マイ・ウェイ」。このときはアコーディオンだったな……。普段は全く持って耳にしないこの曲をこんなに短い期間で聞くということは……。
ベネツィアは言わずもがな、ボローニャも世界中から人が集まる観光地。どの国からやって来ても、誰もが知っていて、聞いて喜ぶ(と演奏者たちが思っている)世界的スタンダードのうちの一曲が「マイ・ウェイ」ということなのでしょう。
若い子たちは知ってるのかな。。
とにかく。
他には、ゴッドファーザーのテーマ(まぁ、イタリアだし……)や、「スキヤキ(上を向いて歩こう)」を演ってる人もいました。あとボローニャの駅前では「スタンド・バイ・ミー」も。
彼らの演奏する音楽が心を打ったかどうかは別として、スタンダードと言われる曲は覚えたほうがいいなぁ、と改めて思った次第。
まぁ、ボロネーゼのパスタも「マイ・ウェイ」も、観光地ならではの安心感、そしてちょっとした郷愁をもたらしてくれたのでした。