ここのところ気になっているのが、カナダ・モントリールを拠点にする Millimetric Instruments のギター。
先月ベルリンで開催された、Holy Grail Guitar Show にも出展していたようです。
何より印象的なのが、この POP なデザイン。フェンダーやギブソンの影響がそこかしこにうかがえるものの、何かが決定的に違う。楽器というよりは家具やインテリアのような。
この Fretboad Journal の記事に登場する Florian Bouyou 氏によると、そのデザインはやはり家具や建築に影響を受けているようです。
この記事の写真はすべて、Millimetric Instruments のウェブサイトより。
このシンメトリーなデザイン、ありそうでないですよね…。ピックアップはすべてオリジナルだそう。
この、半スルーネックともいうべきネックは、デザイン的なアクセントにもなっているけど、ボディとネックが接する面積が大きいほうが音が響く、という哲学に基づくものなのだとか。
それにしても、ファッション的に難易度が高そうな感じ。なんか小洒落たシティ・ポップとかに合いそうです。
別に僕はフェンダーやギブソンのアンチ、ではないのですが(実際にテレキャスや335とかのデザインに惹かれますし……)、こういう新しい独自のコンセプトのデザインにはどこか未来を感じてしまうのです。
まぁ、今回も例に漏れず、私は見て楽しむだけ、なのですが……。