ここのところ、次にやろうとしている曲を、いろいろと試してみているのですが。
〝Ryland(Under The Apple Tree)〟は、深い曲だなぁ。。
ジャズのスタンダードのようでもあり、ブルースにつながる陰りもあり、そのもっともっと昔、ヨーロッパやアフリカからアメリカにやってきた(連れてこられた)人たちの音楽が出会った頃のことを想像させるような、ロマンチックなサムシングがあるような気がします。
やればやるほど、いい曲だなぁ、と思います。
だけど、なんか、発表ライブでやるには、ちょっと違うかな……。
自分がひとりで弾き語るレパートリーとしてとっておくのはいいけれど、もうちょっと、まだ自分がやったことないタイプの曲にチャレンジしたいと思うようになってしまいました。
そこで、再び曲探し。
以前の記事などを見返しながら、そこに出てくる曲などをパラパラと弾き語ってみたりしました。
ブログとして書き残しておくと、こういうときに振り返ることができて便利だな、なんて思ったり。
しかし、なんかどれもいい曲で、やりたいのだけど、次回以降でいいや、という感じ。なんというか、気分がノッてこない。うーむ、もうこれは本当に自分の問題なのだけど、どうしたことか。
というときに、ふっと思い思いついたのが、J.J. ケイル、だったのでした。
〝Cajun Moon〟、これでいいんじゃないか。
ブルースのような陰りにプラスして、ちょいとオシャレな音使い。ドリアンスケールみたいのを使っている??
あといま改めて聴くと、リズムも凝ってるなぁ。
これは、曲の作りがシンプルだからすぐにできるだろうと思って手を出すと、実はかなり手ごわくて難儀するパターンかな……(爆)。
逆に言えばやりがいがある、ということで。。
J.J. ケイルというと、エリック・クラプトンが〝Cocaine〟や〝After Midnight〟をカヴァーしていて、そこから知ったという人も多いと思います。
私ももれなくそのひとりです(笑)。
で、学生の頃に買った『Okie』というアルバムに入っていたのが、〝Cajun Moon〟。
その何年か後に、ランディ・クロフォードが出したカヴァー・アルバムを買ったらこの曲も入っていて、気に入って聴いていたのを思い出します。
結局は今回も巡り巡って「青春の忘れ物」シリーズになりそうな感じですが (笑)。
まぁとにかく。
こんどは〝Cajun Moon〟を、試してみようと思います。