今日はポカポカ陽気で、コロナ禍であることなど忘れてウキウキしてしまいました。
幸い、ウチの近所にクラフトビールを飲ませる店ができたので、明るいうちにお邪魔して 1杯だけサクッともらって、家で『マイ・ブルーベリー・ナイツ』を観ました。
ロマンチックなラブ・ストーリーであり、ちょっとしたロード・ムービーでもあり。
ノラ・ジョーンズが、なかなかにいい演技をしています。オファーがあった時は、曲を作ればいいのかと思っていたらしいけれど、よくよく話を聞いたら出演であったと(笑)。
さておき。
この映画のサントラは何気にライ・クーダーだったりするのですが、いちばん印象に残ったのは、カサンドラ・ウィルソンが歌う〝Harvest Moon〟でした。
このミニマムな感じというか、深さがなんともいえません。つい遠くのほうを見つめてしまいます。
ちょっと、ミッシェル・ンデゲオチェロとも通じるところもあるような。。
ニール・ヤングのオリジナルも軽やかな中に恐ろしさとか凄みがあるけれど、カサンドラの場合はさらに何割か増していたりする。。
カサンドラ・ウィルソンは一時期よく聴いていて、ジャンルに分ければジャズ、ということになるのだろうけれど、やっぱりブルースなんだよなぁ、という気がする。
あるいは、もはやそんなの軽々と超越して全てがカサンドラ・ウィルソンになっているのが素敵だなぁ、と思うのです。