40→70 ギターでデビューする!

ヤマザキです。40歳でギターを始め、8年目に入ってしまいました(2021年現在)。無謀にも70歳までにデビューするという目標を立てているのだが、はたして……? 普段はライター業をしています。

ストックホルムで観たハロウィンのコンサート ―― ヴァイキングたちに囲まれて

久々に、旅シリーズの続き。

 

guitar-itsuka.hatenablog.com

 

コペンハーゲンから再びストックホルムに戻り、街を歩いていたら、泊っているユースホステルにほど近いライブハウスで、ドイツのヘヴィ・メタル・バンド、ハロウィンのライブを告知するポスターが貼ってあるのを見て、「おっ」と思ったのでした。スカンジナビアン・ツアーの一環だといいます。

高校生のときに、友達から『Keeper of the Seven Keys PartⅡ』 の CD を借りて、「わぁ、こんなロックがあるんだ」と、ビックリしたのを思い出します。

 

 

当時、洋楽といってもアメリカやイギリスばかりで、西ドイツ(当時)なんて「ロックバルーンは99」の NENA しか知らなかった(爆)。

あ、スコーピオンズもいたか。。

 

とにかく。

もう当時はハードロック/ヘヴィメタルの世界には疎くなってしまっていたけれど、ハロウィンは日本では人気バンドで、武道館まではいかなっかったと思うけれど、NHK ホールぐらいは軽く満員にしていたはず。それがライブハウスで観られるなんて。。

ちなみに、街にはロッド・スチュワートの公演のポスターも貼ってあって、さすがにロッドのほうは数万人入るであろうオリンピック・スタジアムが会場になっていました。

 

まぁ、これも旅の出会いと思えば、、みたいな感覚で、ハロウィンのほうにふらふらと出かけてみたわけです。

 

思えば、日本でもライブハウスなんて入ったことなかったのに、いきなりストックホルムの小屋に入るなんて、、今だったらちょっとおっかなびっくりかもしれないけれど、当時は怖いもの知らずなところも多少あったのでしょう。いざ入ると、バーがあるのでビールを一杯頼んで、改めて周りを見渡してみると。

……でかい。

何がって、200 人ぐらい入っているであろう観客の一人ひとりのサイズが。。

自分も 180 センチ近くあって、日本にいたら目立っちゃって仕方がないのに、ここではいちばん小さいという。。

そして、高いだけでなく、ガッチリしている。腕も太い。おまけに長髪だ(爆)。

昔のヴァイキングというのは、みんなこんな風貌だったのかしらん、と妙に感心してしまった(笑)。

 

そんなこんなで、バンド登場。

あぁ、やっぱりハロウィンだ。。マイケル・キスクのハイトーン・ヴォイスはライブハウスの天井を突き破らんとするがごとくで。マイケル・ヴァイカートの合図で〝Dr. Stein〟が始まるともう、2 メール級の観客たちはノリノリで、これがまた壮観でした。

youtu.be

 

そして、10分超えの大曲〝Keeper  of the Seven Keys〟まで!

youtu.be

 

いやぁ、今から思えば貴重な体験でした。

このあと、帰国してほどなくして、「マイケル・キスク、ハロウィン脱退」のニュースを雑誌で見ました。おそらくあのストックホルムのライブ時にはもう決まっていたのでしょう。

 

まだバンドは存続しているようだけれど、キスクや、その前に脱退しているカイ・ハンセンとも共演したりしているようですね。

 

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写真は、数年前に訪れたストックホルムの王宮で、衛兵の交代式。ブラスバンドABBA の〝Dancing Queen〟を演奏しています(笑)。

 

久しぶりに聴いた〝Keeper  of the Seven Keys〟が終わったので、このへんで。。