昨日、約 3 週間ぶりにレッスンに行ってきました。
前回が散々だったので、いまいちど練習して、出直しのような感じです。
〝Suddenly I See〟のバッキングを、前回のレッスンからずっと力を入れて練習してきました。
まだ自分でも完璧とはいえないけれど、なんとなくカタチになってきたかなぁ、というところで、一回見てもらおう、というわけです。
で。
「だいぶリズムに乗ってきましたね」と先生。「やっと 50 点まで来た感じです」。
あぁ、よかった……。1 日 1 時間とまではいかなかったけれど、30 分は練習時間をキープしてやってきたのが無駄ではなかったような気がして、ちょっと嬉しい(笑)。
それでは、残りの 50 点は? といえば、もちろんまだ自分でも音がキレイに出せていないのは感じるし、指がひっかかってしまうこともある(汗)。
それにプラスして。
「例えば現在のを中くらいだとして、出だしはちょっと弱く、サビを強くするとかしてメリハリをつけるとより良くなりますよ」
あぁ、なるほど。。
そこはまだ意識できていなかったところでした。
確かにリズムは出てきたけれど、1 曲通して均一の音量。逆にいえば、というか後から考えれば、まずはそこを意識して練習してきたところもあります。
でもそれは曲を弾けるようになるための最低条件で、さらに弾き語りとして「聴かせる」演奏にするためには、立体的な感じというか、押し引きみたいなものが必要になってくるということなのでしょう。
先生の師匠は、アメリカ南部出身のブルースマンなのですが、ストリートとかで注目を集めたいときに、あえて「弾かない」こともあるようです。
「ソロのときに、最初の何小節か、じっとして何もしないんですよ。普通だったらギュイーン! とギターソロが始まるところで、何も音がしない。すると人は逆に注目するんですよね。『あれ? どうしたの??』みたいな感じで。そうしてみんなの目を自分に向けてから、ソロを弾き始めるんです」
そんなエピソードを、思い出しました。
何もしない、とまではいかないけれど、ダイナミクスをつけることによって、言いたいこともはっきりするし、聴く人も飽きさせない。最低限のことをクリアしたら(まだ完璧ではないけれど……)、次はそこを目指しましょう、ということなのでしょう。
ということで。
また毎日少しづつ、練習を続けていきます。
いやしかし。
まだまだ道は遠いなぁ……。