宿は、元禄 7(1694)年の創業で、映画『千と千尋の神隠し』のインスパイア元にもなったという積善館。
部屋の窓から。
夜。雰囲気満点! です。しかし、宿泊客による大撮影会になっていて、場所取りが大変! 画像は上記ウェブサイトのギャラリーより。
四万温泉はいわゆる湯治の場として知られていて、つまりは医療の手段として使われていた場所。というか、何百年か前は、温泉とはそういう医療の場だというのが一般的な認識でした。
群馬県といえば草津温泉も有名ですが、草津の湯は酸性が強く、肌が荒れてしまう。それで、草津の後に四万によって、肌を綺麗にして帰るというのがよくあったそうです。そのため、四万は「草津の治し湯」とか「草津の仕上げ湯」とか言われていたそうです。
そんな話を宿の亭主から聞いて、自分も最初は観光気分でしたが、よし、がっつり入ろう! と思ったのでした。
この、昭和 5 年に造られたという「元禄の湯」をはじめ、何種類もの湯が積善館にはあって、それらを行ったり来たり、1日に 10 回ほども入りました。
※この写真もギャラリーより。
四万の湯は胃腸に効くらしく、酒飲みの自分にとってはよりお酒が美味しく、またごはんをがっつり食べても快調! という素晴らしい結果に。
それにしても、宿泊客は恐らく100人以上(食事は大広間で食べるので、そこでざっと見た感じ)いるのに、湯はまったくのガラガラ。。みんな一体どこにいるんだろう? と思いながら、ほぼ独占状態で湯に浸かることができました。
いやぁ、これは素晴らしい。これだったら秋から冬にかけて、また来たいなぁ。
と。
ここに来て、湯に入るほかにもうひとつ、やりたいことあありました。
そう、ギターを弾かないと。。旅行や出張のときに持ち出す、Traveler Guitar を持ってきました。
去年のイタリア旅行のときにも持っていきました。
さて。
今度やる、「およげたいやきくん」の練習を全くしていなかったので、、ここで一気にさらってしまおう、という寸法です(笑)。東京にいるともちろん仕事もあるし、なかなか集中して練習できないので。。
ということで、朝、まず起きたら湯 → 部屋に戻って練習 → 朝ごはん → 湯 → 練習 → 湯 → 昼ごはん → 湯 ……とこんなサイクルを繰り返し。妻は妻で同じようなサイクルで湯に入りまくり。
ずっと湯に入っているとのぼせてしまうので(湯に入るにも体力がいる…)、その合間にギターをやろうと。
まぁ、かなり集中して練習できて、まぁ、なんとかなるかな、というところまでは来たような気がしますが……はたして?
明日、そのセッションがあるので、楽しみです。