昨日の記事でウェールズと書いたら、自分も一度だけウェールズに行った(というか通り過ぎた)ことがあるなぁ、と、思い出したのです。
クリス・バックはサウス・ウェールズの出身らしいですが、私が通り過ぎたのはウェールズの北西の端っこ、ホーリーヘッドというところ。もう 5~6 年ほど前のことになる。
ここからダブリンへのフェリーが出ているのだ。
ロンドンのユーストン駅から電車で 4 時間ほど。僕はホーリーヘッドに宿をとって、翌日ダブリンに向かうことにした。
ユーストン駅の切符売り場のお姉さんからは「アンタあんなとこに泊まるの? 普通そのままダブリン行くよね!? アタマおかしいんじゃない?」みたいな顔をされたけど(爆)。
さておき。
夜の 10 時ぐらいにホーリーヘッドに着き、翌朝、ホテルを出て散歩すると。
おぉ、、まるで夢に出てきそうな風景です。
最果て感が満載……。
まぁ、そこからダブリンに行くのですが、ダブリンのことはまた気が向いたら……ということで中略。
ダブリンからの帰り、フェリーはリバプール行きというのも出ているらしいのだが、どうも 8 時間もかかり(ホーリーヘッドからは 2 時間)、しかも真夜中に着くみたいな感じだったので……。それはあきらめて帰りもホーリーヘッドへ。
そして、ロンドンへと一気に戻るのもちょっと疲れるので、途中どこかの街に寄って泊っていこう、どこがいいだろう、と調べて決めたのが、チェスターでした。
ホーリーヘッドからチェスターまでは電車で 2 時間、チェスターからロンドンまでは 2 時間ちょっと、みたいな感じ。
※ チェスターはウェールズではなく、ぎりぎりイングランド、なのですが。
チェスター行きの電車に乗ったのは夕方 4 時過ぎ。途中で学校帰りの高校生たちが大挙して乗ってきたりして、かなりの混雑。女の子たちは絶えずしゃべり続け、男子たちは黙ったまま……。
チェスターの駅に到着。もう外は暗くなっています。ちなみに 3 月の上旬です。寒いです。
とりあえずタクシーでホテルまで行って寝て、翌日、外に出ると。
おおお!! 街並みが素敵すぎる!
チェスターはチューダー様式の建築が残ることで知られ、白い壁に黒い梁が特徴。そして、このメインストリートに並ぶ建物は 2 階の通路がつながっていて、雨が降っていても移動が楽なのだった。
と。
なんか左端に、ギターを抱えた若者がいるぞ。
そう、いたのである。みた感じティーンエイジャーに見える男子 2 人組が。ギターの相方はキーボードを弾いていた。
彼らが歌っていたのは……。
コレ、でした。
若いって、いいなぁ……。思わずそう思ってしまうような、青さを残す歌声がなぜか印象的でした。
あ、あとスタイル・カウンシルの曲も何かやっていたような気が。
何世紀も前の古い町並みと、若者たちの声のコントラストが、妙に記憶に残っているのでした。
と、いうことで。
今日は、思い出す日、でした。